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今まで、赴任先の学長、教師やバス車内で初めて会った方などから、この街(Machakos)の感想を聞かれたりするのですが、正直な答えとして"Friendly"と答えると、"我が意を得たり"という感じで頷かれることが多いです。特に、"カンバ(この地方の部族)はそうだ"と言われることもあり、人々の共通意識になっているようです。
例えば本日、PC LABで満室だったので遠慮して立ってネットを見ていたら、女学生が隣室より椅子を持ってきてくれたり、通勤中に出会った小学生は、名前を聞いたり、日本までいくらかかるの? 100万円?? と少し憧れの様子で聞いていました。 (大変お世話になっているコンピュータ管理のご担当) この親近さについて、学長は"コミュニケーション"の基本という言い方をされていて、挨拶だけでなく困った場合の助け合いのベースとのことです。そのためかと思われるのですが、とにかくFace To Faceのミーティングが多く、携帯電話/PCはその補助である感じを受けます。先日も、私の住まいについて大学の中にある一戸建てをお借りできるという話になりましたが、決定に際しては、学長、副学長、設計担当とJICA スタッフを交えたmtgを開かれ、大学としては不要ですがJICAのガイドラインを満たすために必要な追加の工事についても、学長自らmtgを仕切り皆の思いを確認したうえで、ご快諾をいただきました。 (改築後入居予定の住居) このことは反面、"生産性"を求めてきた立場からすると、効率が悪く、実際そのため、mtgが長引き予定の時間より数時間も待たされることも既に何度も経験しています。ただ渡航前に途上国の中には時間に"ルーズ"なところがあると言われて来ましたが、少なくともこちらは"ルーズ"ではなく、我々の持ってきた価値観とは少し優先度が異なるのだと思います。来たばかりでまだ理解できていませんが、国際競争に巻き込まれる中で、どういう社会になっていくか、興味を持って見ていきたいと思います。 尚、長く待たされ自分では気づかずイライラしていた時があり、その時は教師の方もいつものようには声をかけてくれることが少なく、何か表情に出ていたのでしょうか、自分の価値観にとらわれていたことに反省しています。(日本での勤務時もそうだったのでしょうね。遅ればせながら反省。(^_^;)) (本日の学内レストランのランチ(ラム肉、これにスープ、デザート、コーヒーがついて100シル(約100円)、学内食堂は更にリーゾナブル) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.24 20:00:17
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