任地に戻って一週間。大学での次の学期(5月~)の役割は、プログラミングを主とする3つの授業。まずは日本そしてナイロビで購入した参考書と、現在使用されているテキストをもとに、ケニアのICTの共通Syllabusを踏まえて、自分なりのカリキュラムの作成を始めたところです。
このSyllabusの冒頭の教育の目的 : "部族、人種、宗教が異なっていても、争いを止め尊重しあい統一したケニアを共に創っていく気持ちを養うこと"、にはちょっと驚きましたが、それでも、ある隊員が書いていましたが、"例えば、日本人と韓国人と中国人を同じところに集めて「今日から君たち同じ国の国民だからよろしく」って言われた場合、我々はどう感じるか・・"と考えると、アフリカだけの問題にとどまらないのではと思ったりします。
住まいは結局アパートの4階で、家具も揃いようよう落ち着いてきたところで、改めてここに来た意味を思うこともあります。--- 日本にも困っている人も多いし、家族にも迷惑をかけているし、妻には格段に快適で安全な日本での生活から離れて慣れない随伴生活をしてもらっているし、自分のできることなどごくごく僅かだし --- 等々思うのですが、(稚拙で、また人に偉そうに言えるものでは決してないですが(^.^))やはりみんな平和で仲良くしてほしいという気持ちを持ち続けることかなと思っています。(写真は、自宅からの眺望とマットレスを運んでもらったタクシー)