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ケニアの大統領選挙は、故初代大統領の息子のウフル・ケニアッタ氏が50.07%という決選投票なしに当選できる50%以上を辛うじて超え、大方の新聞による決選投票予想を覆しました。この僅差と異議申し立て手続きにより不透明な部分は残っています。
ただ当初の心配は(今のところ)杞憂で、ナイロビ市内も平穏で、今回の選挙管理の体制や投票者の指紋認証による本人確認などの透明性の徹底やキャンペーンもありますが、話をする人が一律に言われていた平和への思いが奏功しているようです。それで今週より赴任先のマチャコスに戻っています。ここは対立候補が圧倒的に支持された地域なのですが、選挙の話としては何事もなくてよかったという答えが一番でした。 今回ナイロビで多くのJICAボランティアとお会いできる機会がありましたが、私が参加している"KESTES"という分科会(自主的なタスクチーム)の集まりがありました。これは、経済的な理由で学校に行けない優秀なケニア人生徒に対して寄付を募り学費の援助を行うもので、ケニアで活動しているJICAボランティアの有志が30年前に始め、以降今まで隊員の顔ぶれや人数も変動する中、手弁当で継続的に自主運営されてきているものです。 奨学生には学費の援助は勿論ですが、担当のJICAボランティアが親身になって面倒を見ている様子が紹介され、ケニア社会への貢献と共に、日本との懸け橋にもなっていただければと感じました。また分科会での真剣な議論をはじめ、JICAの青年の活動ぶりに改めて教えられました。私も総務班の一員として微力ながら活動予定です。 KESTESについて 日本 http://kestes.slowcal.net/ ケニア http://jocvkestes.wordpress.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.22 12:40:52
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