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カテゴリ:香港の幼稚園生活
今朝幼稚園にお見送り後 いつものように百佳スーパーに行くと、同じクラスの香港人ママサンズ4人が井戸端会議をしていました。
それもパン売り場のど真ん中で。笑 かなり白熱した感じで盛り上がっていました。 無視して通り過ぎる訳にもいかないし、、 「じょ~う さんっ!何話しているの~?」 と聞くと、やはり、小学校の話題。 香港では来年の9月の小学校入学者(K3)を対象に、公立小学校の申し込み(願書提出)が9月25日からありました。 9月26日には娘の幼稚園の行事で学区内の小学校見学会(2校)があり、私も見学してきたのですが、 今、香港では半日制から全日制へ再編している時期なので、ママさんたちも 新しい全日制の学校の情報を得ようと必死になっているわけです。 (香港の小学校は半日制(午前と午後)でしたが、2008年までに全て全日制に再編されるそうです) 今日、ママサンズさんたちが盛り上がっていた内容は、、、 一人のママさんの娘さんが、9月から新しく全日制に変更になったばかりの新しい小学校に入学したのですが、 入学して1ケ月。 授業と宿題が大変で大変で、子供はストレスのあまり体調不良。 小テストの点数に一喜一憂し、授業中は過度に緊張する上にトイレに行きたいとも言えず(言う勇気が無い)、 水もろくに飲めずに我慢していたらひどい便秘になってしまった。 全日制だから午後に宿題をやってくれるのかと思いきや、一部だけはやってくれるのだけれど、残りは家でやれとのことで、毎日4~5冊の宿題。 4時過ぎに帰宅してから宿題を始めて、終わるのは7~8時くらい、 復習する時間は全く無く、授業についていくのがとても大変、、 とのことでした。 娘達の通っている幼稚園は、宿題も少な目で穏やかで楽しい雰囲気の幼稚園なのですが、 ママサンズいわく、 「今のままでは絶対にダメだ。 幼稚園があんなに楽だったから、小学校に入ってからあんなに苦労するんだ、 先生に話して、中国語(漢字の書き取り)にもっと重点を置き、添削も容赦なく厳しくしてもらわなければだめだ。 さらに、K3からはテストを定期的に実施してもらいましょう。小学校入学前に試験慣れしていないと、いきなりテストがあっても緊張して全然ダメだから。 私達みんなで頑張って先生方に訴えましょう!!えいえい おー」 みたいなノリで。。。汗 私は終始うなづいて聞いていただけなのですが。。。 当然ながら全部は理解できなかったのですが、将来自分の子供が落ちこぼれない為にも、 幼稚園を改革しよう~勉強量を増やそう~みたいな凄まじいエネルギーは伝わってきました。 どうも、、、数学や英語はどうにでもなる(比較的簡単)なのだけれど、問題は中国語らしいのです。 定期的に書き取りのテストがあって、教科書の本文?を暗記して白紙に自分で書かないといけないのだけれど、 それがとても難しいのだそう。 母国語である香港人たちがそんなに大変だと騒ぐのであれば、私たち外国人は一体どれくらい大変なことになるのか、、 想像しただけで めまいがしそうです。 その女の子が入学した小学校は、(私が1年前に見学した)全日制に変わったばかりの新しい学校なのですが、 その学校は津貼だし、学習要領にも独自の新しいものを取り入れられるし、先生方の質、校風、授業のレベル、大変さも把握できないので、 みんな新しい学校に入学するのには、不安で少し躊躇してしまうとのこと。 2008年度までに、香港の全ての小学校は全日制に変わるので、 当分こうした新しい学校の情報交換はつづくのかな~と感じました。 ■■ 余談 ■■ 9月に見学した 今年の9月から新しく全日制になった小学校の入学時の競走倍率の話。 募集190名 に大して、報名(申し込み)したのは 340人。 (この地点では 約2倍の倍率) しかし申し込んだ生徒の中で、入学優待者(兄弟が在学中もしくは卒業生、両親が卒業生、両親が学校で正職員として働いているetc..)を差し引きすると、 実質倍率は 4倍になったとのことでした。 友達は、そんなもんだ と言っていたので、特に高いわけでも低いわけでもなさそうですが、、 日本人としてはその選考&抽選の仕方はなんだか全然公平じゃない気がして、納得しづらいですね。。 (正確な人数はメモしなかったので大体の数字です) そんな感じで、今朝の井戸端会議は永遠と約2時間も続いたのでした。(後半は果物売り場で) 結局最後は、、、 「でも一番の大事なのは、私達家長の対応。我が子たちをしっかりサポートしてあげましょう!!」 ってな感じで、私はようやく開放されました。 家に戻ると11時過ぎでした。 ふう~ ツカレタ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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