テーマ:日本語遊び(242)
カテゴリ:日本GO
今日は日本語に関する自由研究の第2弾、すみませんを漢字で書くとである。
すみませんと言えば、どうもと並び、様々なシチュエーションで使える便利な言葉の双璧だろう。 すみませんは、謝罪・感謝・依頼・呼び掛け等のシチュエーションに使える。 まず、すみませんを文法的に分解すると、すむという動詞の連用形+丁寧の助動詞ますの未然形+打ち消しの助動詞の終止形んといったところか。漢字を考える上で、意味の根幹になるのは動詞のすむになる。 つぎにすむを漢字変換してみる。拙者のPCでは、済む・住む・澄む・棲むの4つが候補として出てきた。それぞれの意味を辞書で調べてみる。
住むと棲むは論外だな。済むの4と5、澄むの4が当てはまりそうだ。済むの5は、はっきり謝罪する際に用いるとあるが、感謝・依頼・呼び掛けには遠そうだ。 逆に謝罪・感謝・依頼・呼び掛けに共通する心情は何だろう。 謝罪・・・相手に対する申し訳ない気持ちで 感謝・・・相手が尽くしてくれた言動に対して 依頼・・・これから相手が自分に対してしてくれる行為に対して 呼び掛け・・・忙しいかもしれないのに、これから相手が自分に対応してくれる事に対して 自分自身の心がちぢに乱れて心安くいられない、晴れやかな気持ちでいられない心情だろう。 奥ゆかしいよな、日本人の心情って。相手あっての事で心が乱れるんだもん。自分自身の気持ちのうえで満足出来ないとい事ではない。ならば自分のだけで完結するする済むの4は妥当じゃなさそうだ。 前述のように済むの5は謝罪限定だし・・・ と言う訳で拙者は澄むの4が妥当と考える。故にすみませんを漢字で書くと澄みませんと言う事になる。 もっとも、澄むと済むは、語源が一緒らしいから、澄みませんでも済みませんでもどっちでもいいだけれどね。 澄みませんを使ってみようと言う方は、こちらをポチッとどうぞ →→→→→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月04日 19時51分29秒
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