ことしは6つの台風が日本に上陸し、統計を取り始めたこの60年余りで2番目に多くなった。気象庁によると、ことしは台風1号の発生が7月3日と、気象庁が統計を取り始めた65年前の昭和26年以降2番目に遅くなったが、その後は毎月発生し、28日までの発生数は26と平年並みになった。このうち8月から9月にかけて6つの台風が日本に上陸し、年間の上陸数は12年前の平成16年に次いで2番目に多くなったほか、8月は北海道と東北、それに関東に4つの台風が相次いで上陸し、ひと月の上陸数としては過去、最も多くなった。また、最大風速が54メートル以上の「猛烈な勢力」に発達した台風は、去年と同じ4つで、昭和52年に統計を取り始めてから3番目に多くなった。このうち2つが日本に近づき、10月3日から4日にかけて沖縄県の久米島に接近した台風18号では60メートル近い最大瞬間風速が観測され、電柱が折れたり住宅の窓ガラスが割れたりするなどの被害が出た。気象庁によれば「ここ数年、日本近海の海水温が高くなっていることなどが影響し、猛烈な勢力に発達する台風が増えている。来年も強い勢力を保ったまま日本に接近することが考えられるので、進路や勢力に注意し早めの対策を心がけてほしい」とのこと。怖いねぇ〜。
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最終更新日
2016年12月29日 21時12分11秒
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