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カテゴリ:世界の絵画
輪島で見られる世界の絵画 第5回
ドメニキーノ(1581─1641年) 『聖ヒエロニムス最後の聖体拝領』 イタリア[H 125cm×W 83cm]イナチュウ美術館所蔵 ドメニキーノは、17世紀イタリア、ボローニア派を代表する画家の1人です。本名はドメニコ・ザンピエリで、ボローニアに生まれ、カラッチ一族に学びました。1602年、師の助手としてローマに移住し、そのままローマに留まって画家として活躍した後、ナポリへ赴き、1641年に同地で亡くなりました。 画題の、聖ヒロエニムスはキリスト教の聖人、西方四大教会博士の1人です。中・老年の姿で有髭(ゆうし)に表されることが多く、苦行の修道士として、読書・執筆に従事する学者として、ときには高位の聖職者としても表されています。 『聖ヒエロニムス最後の聖体拝領』は、作者の代表作といわれ、ラフェロの『キリストの変容』に匹敵する作品と賞賛されています。イナチュウ美術館にある絵は、バチカン美術館のものと比較して小さなものですが、大作にかかる前に、ドメニキーノ自身によって仕上げられたものといわれています。 (2007年11月23日記・イナチュウ美術館) イナチュウ美術館ホームページ ただいま楽天市場「輪島塗の稲忠」では クリスマスのイベントとして、輪島塗アクセサリーの特集を行なっております。 輪島塗 ハート方ペンダント【蒔絵:金線】化粧ケース入り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月23日 11時06分41秒
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