輪島塗の稲忠

輪島市議会は今月の10日、輪島市出身のマンガ家永井豪氏の記念館を、輪島朝市通りに建設することを検討していると発表しました。

永井豪氏は、1945年（昭和20年）輪島市に生まれ、石ノ森章太郎氏のアシスタントを経て、1967年にマンガ家デビューしました。ギャグマンガ『ハレンチ学園』や『デビルマン』『バイオレンスジャック』などのストーリーマンガ、さらにアニメ『マジンガーＺ』など幅広く活躍し、その作品は欧州各国でも放映されて人気を集めています。

永井氏の元には、他の自治体からも記念館建設の打診があるそうですが、同氏は「ふるさとである輪島のためになりたい」と申し出を断っているそうです。05年度から記念館プロジェクト推進室を設置し、永井豪氏を招いて講演やプロジェクトを実施してきましたが、いよいよ実現に向かって動きだしたようです。記念館建設が実現すると、人気漫画の原画や永井氏のコレクションが展示されることになるようです。



永井豪氏のマンガキャラクターは、輪島市内のあちこちで観光客の案内を務めています。

私も、永井豪氏の個人的なファンで、デビュー当時から愛読してきました。これを機に、マンガ家永井豪氏の足跡を、折をみて辿っていきたいと思います。
（12月15日記）

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