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『皇帝ナポレオンと皇后ジョセフィーヌの王座』(伝)
フランス 19世紀制作 H:大139cm 小137cm イナチュウ美術館所蔵 ![]() イナチュウ美術館に展示されている『皇帝ナポレオンと皇后ジョセフィーヌの王座』は、フォンテーヌブロー宮殿にあったものといわれ、皇帝と皇后が公式行事用の王座として、実際に使用していたものと伝わっています。その後、様々な経緯を辿ってアメリカの大富豪エドワード・マックレン家が所有していたものです。 フォンテーヌブロー宮殿は、16世紀前半、フランソワ1世によって建築されました。この宮殿の歴史は、ナポレオン3世の時代まで続き、なかでも英雄ナポレオンが大きな足跡を残しています。フランス革命後、皇帝までにのぼりつめたナポレオン1世は、緑に囲まれたこの宮殿を愛し、よく逗留したといいます。 フォンテーヌブロー宮殿には、「王座の間」や「退位の間」などナポレオンゆかりの部屋も見所のひとつなっていて、ルイ15世の翼館には「ナポレオン1世博物館」が併設されています。 (2008年1月13日記) イナチュウ美術館ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月13日 11時49分20秒
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