琴光喜が警視庁に被害届 勝ち金は５００万円だった (スポーツニッポン)
野球賭博問題で約３００万円を脅し取られたとされる大関・琴光喜（３４）が、警視庁に被害届を出したことが分かった。警視庁は恐喝などの疑いで、暴力団関係者の男（３８）を近く本格捜査する方針という。
警視庁は琴光喜への恐喝容疑をめぐり、大嶽親方（元関脇・貴闘力）ら関係者から複数回にわたって事情聴取。野球賭博への関与を認めている他の力士や親方らも聴取しており、阿武松部屋の床山・床池（２９）を仲介役とした野球賭博についても全容解明を目指す。警視庁は、関与の度合いに応じて賭博などの容疑で書類送検する方針。
暴力団関係者の男は野球賭博に関与した阿武松部屋の幕下力士（３４）の兄で、自身も元幕下力士。昨年１２月に琴光喜が野球賭博の「勝ち金」約５００万円の支払いをこの力士に求めた際、口止め料名目などで現金約３００万円を琴光喜から脅し取り、さらに約１億円を要求した疑いがあるという。琴光喜は口止め料の支払いを要求されたことを、大嶽、佐ノ山（元大関・千代大海）、時津風（元幕内・時津海）の３親方に相談。大嶽親方が大阪場所中の今年３月、相手側との交渉に同席していた。
被害届け出すのは勝って～でも
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