9月16日の主として武庫川・青野川縁の自転車散歩・2回目のお披露目
花の散歩: 初めにマクロで1cmまで近寄れるカメラの買い替えを行いその利用方法の違いもあって右往左往の時間を過ごしていることもあって,このブログもいささか混乱気味。1. 国道176号線大原交差点から2,30mで写真の稲田が見える。 一部、早生の稲が刈り取られた稲田の向こうにトウカンマンション。 武庫川の曲がりくねった水路を真っ直ぐに改良した結果生まれた地域で、良田が広がる。 ヒガンバナの向こうに稲田が広がる。 この辺りにお百姓さんが移植したかヒガンバナが点々と咲いていた。この稲田は中生の稲 だろうか。やがて黄色い穂先が揃うことでしょうね。◆2. アキノノゲシ(キク科)が咲いていた。最初ホソバアキノノゲシかと思った トウカンマンション傍の武庫川土手道の路肩にて この花には「ホソバアキノノゲシ」と言う仲間が有り、根元から先端まで その葉が細長いので区別がつくと資料にあった。 この細長い葉だけを見て資料から「ホソバアキノノゲシ」だろうかと疑問だった。 手前に見える細長い葉だけだと ホソバアキノノゲシらしいが、根元側に切れ込みのある葉が見分けのポイント。 2014.09.17 都合をつけて調べた 葛と野草の繁茂で識別困難だったから、ハサミで切り取り確認した。 葉は細長いが根元に近い方は、大きな切れ込みがあった。 「秋の野芥子」が漢字名であり、春にノゲシが咲くのでその区別からとか。◆3. イタドリの花・2種類 その一のタイプ その花の部分 この花弁は幾分赤みを帯びているが、アカイタドリかどうかは? ◆ そのさらに部分・マクロのつもり 雌雄異株の野草で、雄花は雄しべが飛び出すので区別する。 しかし、この程度の写真では雌雄は分からない。 しつこく更に拡大して見た。 この写真の上部に見える花の二つの中から出ている物が雄しべだとしたら雄花。 下の写真のイタダリに比べると 全体にその花序が少ないが詳細は不明。 ☆ その二のタイプ これは雄しべが飛び出ているので雄株の花と見ました。 これも武庫川の土手と工業団地の間にありましたが、今はどこでもこの花が見られます。 ◆ その花の部分 凄い花数で、やはり驚きです。 雌雄の見分けはつかない。 その部分を拡大 この写真に雌雄の株の見分けのポイントである、雄しべの飛び出しが見られたので 雄の株であると推定しました。 これ等の写真と上の写真を比較すると、こちらも花が満開だが花数が多い、 ご専門の方々は総状でその花序は穂状…などと表現しておられるように思う。 長年この武庫川縁が私のジョギング場であり、野草の観察フィ-ルドなので イタダリの花も沢山見て来たが、まともに向き合って写真撮影を行うのは 今回が初めて。 これは、小さなイタドリの品種だとそのときは思ったがネット情報の拾い読みでは 栄養の良い土地などでは大きく成るとあったので、品種間の差異ではないかもしれない。 大原の山の端にも見事なイタドリがあるが、いつも横目で見ながら通るだけで その若い茎を採取して食べたこともない(子供の頃はものすごくたくさん食べた) 機会があれば今少しイタドリについて調べてみます。4. キツネノカミソリの種子を確認できた。ヽ(^。^)ノ、万歳,\(-o-)/ その2 この夏に、この場所でその花を撮影したので確認できました。 今夏撮影したキツネノカミソリ 2014.08.11撮影 上の写真と同じ株ではありませんが、同じ場所に咲いていた一例です。 ネット検索でもこの種子による栽培が報告されているので今年チャンスがあれば 2,3粒採取して種からの発芽について挑戦してみたい。武庫川・青野川の自転車散歩・2回目はこれで終わります。◆ヤブツルアズキ、葛の花、ヤマノイモのムカゴと花などを次々に取り上げる予定です。 ◆ * ◎尚、ヤブツルアズキと似ている野草に葛の葉にそっくりな葉がある同じマメ科のノアズキ別名ヒメクズも武庫川へそそぐ谷川の中にありましたが、今年はまだ撮影しておりません。ヤブツルアズキの実は小さいだけで、現代ノアズキにそっくりで、食用になるし古代人は食べたのではないでしょうか。