楽天競馬
井上オークス|あなたに賭けたくて  楽天競馬ブログ 230821 ランダム
ホーム | 日記 | プロフィール

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

カレンダー

サイド自由欄

旅打ちライター・井上オークスさんが、短期集中で地方競馬の魅力をお伝えいたします。お題を決めての短期集中連載が中心となります。
楽天競馬
井上オークス Twitter
楽天競馬 Twitter

カテゴリ

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2016年03月10日
XML

ペリー率いるアメリカ海軍の黒船が浦賀(神奈川県横須賀市)へ来航したのは、1853年。
そのころ、土佐藩出身の若き坂本龍馬は、江戸で剣術修行に励んでいました。そして黒船を目の当たりにしたと言われています。
黒船来襲が、幕末の英雄・坂本龍馬の運命を変えた――。そんな歴史を競走名の由来として、黒船賞は1998年に創設されました。

01スクワドロン、黒船賞へ.JPG
1月末に黒潮スプリンターズカップを快勝し、黒船賞の優先出走権を獲得したスクワドロン(牡6歳、雑賀正光厩舎)。クロフネ産駒のスクワドロンは、2008年のスプリンターズステークス優勝馬・スリープレスナイトの全弟です。

02舌ぺろスクワドロン.JPG
鼻を撫でられるとペロリと舌を出すスクワドロン。
お茶目な表情と、父から譲り受けた雄大な馬体のギャップがえいね。
いつも飼い葉を残さず食べる食欲旺盛な馬で、調教をたっぷりこなしても、たくましい馬体を保っています。
前走のバレンタイン特別ではニシノファイターの逃げに屈しましたが、スタート前にゲートを飛び出してしまい、枠入りをやり直したアクシデントの影響もあったのでしょう。
ゲート再審査を無事にクリアして、大一番への出走態勢を整えているところです。

03鞍上は永森大智騎手.JPG
いつもスクワドロンの調教を担当している永森大智騎手が、黒船賞でも鞍上を務めることになりました。
「高知に来てからしばらくは、息遣いが荒かったんです。だけど何度かレースを走っているうちに、息遣いがよくなってきました」と永森騎手。

04雑賀調教師は競走馬再生のスペシャリスト.jpg
和歌山県の紀三井寺競馬出身の雑賀調教師は、競走馬再生のスペシャリスト。全国各地の調教師が、雑賀式の再生法を学んでいます。私は“雑賀調教師の凄さ”を伝えたくて、ヨチヨチと探っている最中なのですが……雑賀調教師は「私は馬の脚を見てるんが好きやさかい」と言って、豪快に笑います。

「高知は賞金が安いさかいに、転入して来る馬の大半は、どこかしらに欠陥を抱えています。脚元が悪かったり、内臓が悪かったり。でも、腫れてる脚を治して、悪いところを治してやるのが喜びなんです。悪いところを治して、立て直して、競馬ウマとして走らせる喜び。これもひとつの喜びやと、僕は思ってる」

05セイクリムズン.jpg

黒船賞を3連覇したセイクリムズン。鞍上は岩田康誠騎手

トウショウカズンでクビ差の2着に敗れた武豊騎手が、「クロフネ産駒で黒船賞を勝ちたかったね!」と、なんとも悔しそうにコメントした2012年の黒船賞を思い出します。そのときの勝ち馬は、セイクリムズンでした。黒船賞を3連覇したセイクリムズンは今、北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬生活を送っています。黒船賞の常連さんだったセイクリムズン、元気にしちゅうかな?

黒船来航から163年。
3月15日の黒船賞まで、あと5日!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年03月11日 00時46分54秒
コメント(1) | コメントを書く
[黒船賞カウントダウン2016] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.