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カテゴリ:黒船賞カウントダウン2016
1月17日に行われた大高坂賞を快勝して、黒船賞の優先出走権を獲得したサクラシャイニー(牡10歳、田中守厩舎)。 2走前、休み明けで臨んだ総の国オープン。赤岡修次騎手は半信半疑で船橋へ向かったそうですが……。 「返し馬で、『なんじゃこりゃあ!』と思いました。返し馬の走りが、すごくよかったんです」 逃げを打ったニシノファイターをマークする形でレースを進めたサクラシャイニーは、3コーナーで早くも先頭に立ちました。そして直線、1番人気に推されたグランプリブラットの猛追を振り切って、ハナ差の勝利をつかみました。総の国オープンの映像 そして前走の大高坂賞は5馬身差の逃げ切り勝ち。現役最強馬の貫録を見せつけたのですがーー。 「今回(大高坂賞)は返し馬で、『あれっ?』と感じました。正直、物足りなかった。レースも、船橋での勝ち方を思えば、もっと引き離して行くのかなあと思ったんですけどね。少し疲れが残っているのかもしれません」 サクラシャイニーは、常に全力を出し切るタイプ。たとえ楽勝に見えても、ダメージが残って立て直しに時間がかかるそう。そこをふまえて、大高坂賞後、陣営は黒船賞直行を明言。そして黒船賞に向けて、じっくりと調整してきました。 サクラシャイニーを管理する田中守調教師は言います。 「以前は装鞍所で立ち上がったりしよったけど、ずいぶん扱いやすくなりました。どっしりして、オープン馬の風格があります。大高坂賞後は、順調に来ていますよ。間隔を空けて使ったほうがいいタイプなので、ガス抜きができて、いま一番いい感じですね」
赤岡騎手、追い切りの感触はいかがでしたか? 「だいぶいいと思いますよ。総の国オープンと同じくらいの状態にはあると思います」 おおっー! 「もう10歳ですから、年齢的なものはあります。だけど精神的に落ち着いてきたぶん、ゴーサインを出した時の反応は、今のほうがいいんじゃないかな?」 円熟期を迎えているんですね。 「たしかに1枠は有利とは言えないですけど――相手が強い分、どういう展開になるかわからないですからね。ゲートを出た感じで、行くのか控えるのか、決めようと思っています」
昨年の黒船賞では、果敢に逃げを打ってレースを作ったサクラシャイニー&赤岡騎手。
ねえねえシャイニーおんちゃん。 さあいよいよです。決戦の時が近づいてまいりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月14日 22時05分25秒
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