介護という課題はどこへ。
2021.7.23 NHK教育テレビ『あしたも晴れ!人生レシピ』で「離れて暮らす親 どう見守る?」の回を観た。この番組は初見。祝日だからたまたま観れた。司会は小澤康喬アナと女優の賀来千香子さん。この回のゲストは歌手の森口博子さん、講師は介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ理事長の太田差惠子さん。あと、NPO法人となりの介護の川内潤さん、ブログ「40歳からの遠距離介護」の工藤広伸さん。
50代の暮らしのための番組のため、対象の親の年齢も80過ぎの方になっていて介護が本当の意味で必要に思えた。後半からはIT機器で遠距離介護の達人の話と見守りロボットの話だった。
ただ、番組の前半でも言っていたが、「老々介護」や「介護離職」がニュースになっている時代としては、50代の人や80代の人だけの社会的な問題ではなく、日本の社会的な問題として大きくとりあげられるべきだろう。
観ていて、地方から出てきている私としては、親の問題、仕事の問題、実家の問題など他人事では内容に思えた。
介護離職が10万人も出ている、衝撃である。
この国はどうなるのだろう。
なんて、悠長に思うことできないぐらい悩んでいる方は周りにいるのだろう。
そして、私もいつか少なからず悩むのだろう。
もう少し、この問題に一緒に悩んだり対応できるように目につくようにならないといかんのだろうな。新聞でも雑誌でもテレビでもネットでも。
アンテナをはりながら、考えていきたい。
あしま