inti-solのブログ

2022/06/04(土)16:52

ペーパードライバーを返上しました その1

鉄道・飛行機他乗り物(88)

突然、でもないのですが、昨年11月頃、急に二輪の免許を取りたくなってしまいました。正直なところ、別にバイクに乗りたかったわけではなく、単に自分の移動手段が欲しいと思い立っただけなのですが、車の免許を取って以来36年、通算運転時間数は2~3時間(笑)今から車を運転しようと思ったら、ほとんど一から免許を取るくらいの練習が必要そうです。 遠い昔免許を取った時を思い出すと、15時間前後オーバー、仮免試験2回落ちて3回目で通った、という、ひたすら悲惨な記憶しかありません。ただ、仮免試験は2回落ちたけど、卒検は1回で通ったような記憶があります。とにかく弱点は車両感覚がなくて、車庫入れみたいな課題が猛烈に苦手だったことが記憶にあります。仮免で路上に出ると、そういうややこしい課題が(今は知りませんが当時は)なかったので、卒検は1回で通ったのでしょう。もはや正確な記憶はありませんが。 だいたい、車(四輪)は高価だし、維持費もかかるし、それに我が家は車庫がないので駐車場も借りなければなりません。家計を圧迫するから、車はやめよう。 というわけで、消去法的に二輪にたどり着いたのです。 それが、去年の11月。 さっそくいくつかの教習所をあたったら、「今二輪の教習の受付は停止しています」という教習所がいくつも。どうやら、似たようなことを考える人は多いらしく、二輪の免許取得希望者がかなり多いらしいのです。 ようやくたどり着いた某教習所。しかしなんと2か月待ちで、11月時点で「教習開始は来年1月です」と言われてしまいました。しかし、他に選択肢もないので、申し込んでしまいました。でかいバイクに乗れる自信などまったくなかったので、125cc以下の小型(便宜上MTと書いておきますが、教習はマニュアル車で受けるけれど、免許はマニュアルもオートマも乗れる)にしました。 その間に、一応50ccのスクーターをレンタルして何回か走ったりしました。その1回目が、実は一番緊張しましたが。 で、1月、ついに教習初日が・・・・・やって来なかったのです。 濃厚接触者になった 実は、コロナの濃厚接触者になって10日間(実質は8日間)の自宅待機の刑を宣告されたのが、初回教習の2日前でした。いや、正直なところ、そらっとぼけて教習を受けに行ってしまいたい誘惑にかられました。が、もちろんそんなわけにもいかず、泣く泣くキャンセル。 教習の順番がいろいろ決まっているので、全部の教習をキャンセルして取り直し、ということになり、教習開始は2月になりました。1月教習開始の予定では2月に教習終了だったのですが、この時点で教習終了は4月の予定へ。 でその教習初日に思い知ったのは、まず125ccの小型マニュアルバイクがなんとでかくて重いものか、ということ。何が小型だよ、でかいじゃないか、というのが第一印象です。でも一応50ccのスクーターは乗ったことがあったので、取り回し、つまりバイクを押して歩くことはさほど問題なくできました。しかし、スクーターではやらない動作、つまり「またがる」時点でバランスを崩してバイクを倒します。私は左足首を骨折した時以来、左足の踏ん張りが弱く(ずいぶん回復しましたけど)、左足での片足立ちは不得手なのです。しかし、バイクは左側から左足を軸にして右足でまたいで乗るものです。少なくとも教習所では右側から乗ったら落第です。 この時点で結構へこみました。ただ、これはいろんな動画を見て勉強して、なんとか2回目からは克服しました。 しかし、次はエンストエンストエンスト、エンスト地獄。これで1時間オーバーが確定しました。 かなり凹みながらも教習は続き、S字カーブ、8の字、クランク、坂道発進はさほど困難なく通過しました。不思議なことに、平地ではあれだけエンストを繰り返したのに、坂道発進ではエンストは、最初に1回くらいあっただけで、ほとんどエンストしなかったのです。 しかし、坂道発進の次、1本橋でまた試練。落ちる落ちる、何回やっても1本橋から落ちるのです。 これで更に1時間オーバーが決まりました。 そしてついに、やらかしてしまいました。1本橋から落ちた拍子にバイクが転倒。小指を突き指、手首を捻挫、ズボンの左ひざに穴あけ(プロテクターをしているので膝にけがはありませんでしたが)。その転倒の後、いったんは克服していたはずのエンスト地獄が再発、何十回もエンストを繰り返す羽目に。 後から考えれば、それは捻挫と突き指のせいでクラッチを握る握力がなくなり、マトモに操作できなくなっていただけなのですが、とにかくこれで完全に自信喪失しました。 二輪免許取得をやめちゃおうかとも思ったのですが、ここまで時間とお金を投じて無駄にするのもさすがにシャクで、小型MTから小型AT限定に車種変更で切り抜けることにしました。オートマならクラッチでつまづくことがないから、多少は難易度が低いだろうと思ったのです。 元々免許はMTで取っても、乗るのはオートマ(AT)、というか正直に言うとカブ系に乗りたい(カブ系列はマニュアル車ですが、クラッチがないため免許はオートマ限定で可)と思っていたので、最初に申し込むとき、AT限定かMTか少し迷ってはいたのです。 で、この車種変更によって、教習機関はさらに伸びて、終了は最短5月へ。 AT限定にかわったのでエンストはなくなりましたが一本橋の鬼門は変わらず(S字やクランクは、さほど苦にはなりませんでした)第1段階見極めでも何回か落ちたのですが、通過できたことも何回かあって、お情けなのかどうかは分かりませんが、かろうじて第2段階に進みました。しかし、果たしてこれで小型ATでも免許は取れるのか・・・・・?? まあ、取れたのは冒頭の写真のとおりですけど、最初に思っていたより記事が長くなってきたので、続きは次回に。

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