燃料電池車「ULFCV」 モデル作成 4
前回作成した3次元図面をもとに造形モデルを製作していきます。今回使用した機械は墨田区中小企業センターに置いてある「Dimmnsion SST」という立体造形機(樹脂式)になります。この機械は今年センターに導入されたばかりの新型機械で、ABS樹脂を熱で溶かし、積層してモデルを作る造形機です。モデル強度が高いため実サンプルとして使えるモデルを作ることができます。では実際の作業過程をご覧になって下さい。サポート材と呼ばれる樹脂でまず土台を作り、その上にモデル材となるABS樹脂を溶融積層していきます。黒い部分がサポート材で、白い部分がモデル材になります。↑かなり出来上がってきました。人形は一度に作るには大き過ぎたので、半分の状態で製作しています。↑出来上がりました。サポート材にくっついているので持ち上げても取れません。↑黒い部分がサポート材です。この部分を切り離すと綺麗なモデルが出来上がります。↑半分づつ作った人形モデルです。サポート材が取り除かれて綺麗なモデル材だけになっています。↑接着剤でくっつけて完成です。3次元図面と寸分違わぬモデルが出来上がりました。