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首のながーいきりんさんは、くるくる まわりを見渡すけれど、肝心なところは 見えていません。 スルーしてしまいます。 とても臆病で気の小さいきりんさんは ビクビクして、まわりを気にしてばかりいます。 怒られないように、嫌な思いしなくてすむように 気をまわします。 首もまわすけど、気も回しすぎて、とても 疲れてしまいました。 もう長ーい首なんていらないや。 長ーい首があるから、いちいち見えてしまうんだ。 見なければいいのに、この長い首があるせいで 見てしまうんだ。 見てしまうとね、じっとしてられないんだよ。 相手のことを思っているのか、自分を守るためなのか わけがわからなくなってしまって 本当の自分を見失いかけてしまいました。 とてもお節介でお人よしのきりんさん ライオンになろうと思ってもライオンにはなれません。 冷たくしようと思っても冷たくできません。 だけど、きりんさんはきりんさんだから あったかいよ。 やさしいとこも、気が小さいとこも、臆病なとこも、気が回りすぎて お節介なとこも、すべてきりんさんなんだよ。 宇宙に一人しかいないきりんさんなんだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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