カテゴリ:コラム
南アフリカのハウテン州(Gauteng Province)サントン(Sandton)は、ヨハネスブルグの E区(ヨハネスブルグの中心地より北側)にあります。 ヨハネスブルグの経済の中心地として発展している街で、有名な所では「サントン・シティ(ショッピングセンター)」や「ネルソン・マンデラ・スクエアー」、またサントン・シティに隣接する「サントン・サン・ホテル」と「インターコンチナンタル・ホテル」などがあります。 (写真:サントン・シティ) (写真:サントン・サン・ホテルの正面ロビーから上がるエスカレーター) (写真:インターコンチナンタル・ホテル) サントン・シティのショッピングセンターはアフリカ大陸で最大の売り場面積を誇る大きさのショッピングセンターで、映画館や銀行などを含め、実に572店舗もの店が商売を展開しています。 サントン・シティは主に「CINEMA LEVEL」「MEZZANINE LEVEL」「ROOF」「UPPER LEVEL」「BANKING MALL」「LOWER LEVEL」の6つのレベルエリアからなり、世界中からの観光客をはじめ、地元の人々や隣接するオフィス街のビジネスマンなども合わせて、常に賑わいを見せています。 (写真:ネルソン・マンデラ・スクエアーとサントン・シティの連絡通路に当たるエスカレーター) ネルソン・マンデラ像が立つネルソン・マンデラ・スクエアー広場には、広場を囲むようにレストランが並び、日中のビジネスタイムには多くのビジネスマンが昼食をとったりミーティングをしたりしています。 元々ヨハネスブルグの裕福層の人々がこの街に住居やオフィスを移したことでこの街が発展したこともあり、サントン・シティ周辺にはそういった人々が住む超高級住宅地エリアが存在します。 碁盤の目のように整備されたそのエリアには、中東の石油王の子息が超豪邸を構えていたり、南アフリカの銀行家や投資系のビジネスをしている人たちなども住まいを構えています。 このエリアにある城のような超高級住宅を写真で紹介したかったのですが、この地域は特にセキュリティの厳しいエリアで、写真を撮ろうにも常駐しているセキュリティに止められてしまう(止められるだけらいいが、発砲もあり得る)ため、写真での紹介ができないのが残念です。 また2010年の南アW杯に合わせて新しく建設される「ハウトレイン」鉄道の駅がサントンに新設されることもあり、多くの観光客の利用が想定されていることで、更にこの地域の治安整備が進められています。 大自然の南アフリカとはまた違った、都会の南アフリカを見るなら、やはりサントンの街が良いでしょう。 ≪投票お願いします≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 4, 2009 01:34:20 AM
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