発熱については、ときどき、そうゆう症状のある患者本人や、そういう人を介護している人がHPに書いているのを見かけることはありますが、専門のセンターなどにのっているのを見かけることはないので、特に弱っている人には周囲が気をつけてあげてください。自分のケースを中心に述べると・・・
発熱は温感障害の一種です。(私の場合)発病してから結構早いうちから症状がありました。もともとよく発熱していたのは足の甲と内股です。それに今回手の甲と背中が加わりました。もともと発熱していたところはアツアツという感じではなく、ぬくぬくという感じだったので、あまり気にしてなく、冬などはかえって風邪ひかなくていいなと思っていたぐらいなんですが、今年は温度が上がった気がします。ぬくぬくなんてものじゃないです。暑いです。
今年みたいに、猛暑時に発熱するとかなり体力を消耗します。私がダウンしたほどなので、体力のない人や高齢者はタイヘンだと思います。私はまだ「暑いよ~」とか「発熱してるよ~」とか「○○を冷やす濡れタオルを持って来てくれよ~」と口で言えますが、口でいちいち伝えられない人を介護している場合は相当気をつけてあげてください。発熱していても、箇所によっては全然表面は熱くなりません。ちょっと触って熱がないと安心できません。また、(あくまで私の場合ですが)睡眠と発熱が結びついていて、睡眠中に発熱すると何故かぐっすり眠れます。目が覚めると「アツアツ!」と思うのですが、寝ている間はわかりません。従って気持ちよそうに寝ていても、実は安心できません。何故か(私の場合)睡眠に入ると発熱するので、夜足が寒くても靴下など履けません。夜中必ず暑くて脱いでしまうからです。例年はとても寒い季節にそういう症状があったのですが、今年は9月から始まりました。毎日です。今朝もです。毎日発熱しても8月のようにダウンしないのはやはり猛暑に発熱するという環境(?)も影響しているんだと思います。来年は今年以上に暑いというし、対策が必要です。
一度発熱すると発熱をとめる方法はわかりません。発熱傾向のある人(あるいはそういう人を介護している人)が前もって準備しておいた方がいいと思われるのは、水枕かアイスノン(または熱冷まシートみたいの)、栄養剤です。トイレにも行きにくいので、介護用パンツか尿取りパッド。でもこれって量が多いので、ちょっと備えで買っておくってわけにいかないんですよねえ。うちの場合、新たにアイスノンを買ってもらうまでアイスノンにマジックで「ねこ(チー子)」と書いてあったのがちょっと・・・。発熱している部分は濡れタオルで冷やすのが一番気持ちよかったです。それに、長時間はできませんが、扇風機の風をあてると気持ちいいです。エアコンで部屋を冷やすのは、発熱しないよううにするには効果的ですが、一度発熱してしまうと、効果がありません。ずっとエアコンで冷やしていたり、扇風機をあてていても、「ずっとじゃ身体に悪いから」と一瞬消す、その一瞬に発熱します。
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