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『大きな北上川のそばの 小高いおかの上に、 小さな花だんがありました。・・・』 と始まる絵本。 『ひまわりのおか』岩崎書店 文:ひまわりをうえた八人のお母さんと 葉方丹 絵:松成真理子
先週の、地元の小学校での読み聞かせの時間に読みました。 ほんわかする絵とともに、優しい子どもたちの事と、お母さんの子どもたちへの想いが書かれています。 川崎町の子どもたちも、本当によく聞いてくれていました。自分たちと同じ歳かさの子どものお話しだから、きっと心に染みていたのだと思います。 また、先生の中には、すでに本屋さんで購入したと言う方も居ました。 この絵本は、大津波で、七四人の子どもたちと十人の先生が犠牲になった、石巻市の大川小学校の 亡くなった子どもたちのお母さんたちが作った絵本です。
本なのかで最後に出てくる、堅登くん、巴那さんのお母さんは、昨年、工房にいらしてくださって、それから電話でお話ししたり、していました。 この夏、この絵本を持って、また工房に来てくださいました。 やっとお墓ができあがったという報告とともに。 お墓には、ふたりをやさしく抱いている親子像が置かれています。
宮城県川崎町の石神彫刻工房です。
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