川崎町の石んこ日記　～石んこ地蔵とともに～

こんにちは。
こちら、宮城県川崎町の工房はアスファルト以外にはまだ雪が真っ白に残っています。

昨日の仙台港あたりは雪は全くありませんでした。
昨年は東日本大震災から10年。
追悼慰霊碑とその周りの、灯篭、照明、石組み、お地蔵様など
昨年の初めから秋にかけて、制作しました。
仙台港にあるJFEスチール（株）さま、及びJFEスチール（株）仙台製造所関係会社協力会さま
多くの方々の協力で作られた場所はJFEスチールの工場の入り口にあります。




全容はこんな感じです。
黒い慰霊碑は震災後に建てられたものです。
その横に「絆地蔵」を昨年3月に建立。
その周りの石組みなどは、昨年秋に建立。
大きなものを作ったり運んだりはプロの皆様です、
制作、搬入、設置には何回もいろんな会社の方々が来られて、
打ち合わせをし、進めていきました。


工房に在った石を、いろいろ選んで決めて、
また大きな記念碑や、灯篭と照明塔も作りました。




協力会の皆様の想いを形にしていくプロセスを大事にしました。
場所のデザインから、様々な石選び、大きな慰霊碑のステンレス版製作、はめ込み、直接彫る文字の原稿まで、　
いろいろ、一緒に創り上げた実感があります。
そこには、ものつくりに携わる者としての一体感がありました。

慰霊の場として、後世に残っていく場になることと思います。




昨日は、津波注意報が発令中で、海に近い場所ですので、時々サイレンが流れます。
トンガの国の皆さんを想い、11年前のその日を想い、手を合わせてきました。

さて、モモコさま。
一昨日は、お子さんとご夫婦のファミリーが遊びに来てくれました。
みんな猫好きで、いっぱい遊んでもらいました。
ちょっとお疲れモードのモモコでした。
最近、誰も来なくてずっと家で寝てましたからね~