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テーマ:遠距離結婚のいろは(28)
カテゴリ:ハッチのこと
今日は、少しハッチのことについて話してみたいと思う。
ハッチは、中国の新疆自治区(嫌な名前だね)という所で生まれた、ウィグル系中国人である。 いまは、ノルウェ~に移民して、中国国籍から、ノルウェ~国籍に変わっているが、やっぱり彼の性格、文化は中央アジアの人のものである。 で、私たちのこと。 私はいまトルコで大学院生活の最後の締めくくりをしている。 そんなことで、ハッチの移民先のノルウェ~にまだ2週間だけ行っただけだ。 お付き合いをはじめたときから、結婚することを前提にはなしてきていたけれども、ふいに、ノルウェ~移住を決めたハッチに、正直いって、びっくりさせられた。 はっちが、ノルウェ~に行ってからまだ2年弱ほど。 その間に、二人の話題は、いつ結婚しようか?どこで結婚しようか?っということだった。 当然二人の答えは、ここイスタンブルで、お互いの友達の前で結婚式をしたい!と、言うことになる。 だから、10月から1ヵ月半ほど、わたしの元に遊びに来たときに、本当は入籍をする予定だったのだ。 やっぱり、彼がノルウェ~に移住しても、私にとってはまだ未知な国であるし、何よりもお互いの友達の前で祝福されたいというのが、本音だろうか。 しかしながら、トルコでのノルウェ~大使館では、私が日本人だということと、彼が移民であるということで、かなり冷たい扱いをされた。 トルコでは、外国人同士の結婚の場合でも、トルコの市役所で結婚式をあげることになる。 そのために、大使館からの書類が必要なのだ。 私の方は、日本領事館の方がさくさくと作っていただいてそろっていたのだが、2人分ないとそれは受け付けてもらえない。 そんな訳で、悲しいけれど、イスタンブルでの挙式はあきらめたのだった。 だから、籍は入れていないけど、結婚したというしるしに、自分たちで結婚指輪をオ~ダ~して、作ってもらった。 これが、私たちの遠距離結婚における心の絆になっている。 後半年ほど、この遠距離結婚が続くであろうと思われる。 その間、逢えないからこそ募る愛情(笑)という物を、どんどん貯金していきたいと思う。 そして、無事修論が終わって移住した後、いっぱいの愛情で結婚式ができたら良いなと思うのだった。 そういう事で、今は遠距離結婚の道を模索している最中である。 一風変わった愛の形である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 17, 2004 10:08:02 PM
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