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遊佐あらら

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2023.10.29
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カテゴリ:外出したこと


氷河期オタクの遊佐です。

毎年秋の週末に、大阪の魅力ある建築を一斉に無料で公開する日本最大級の建築イベント、イケフェス大阪。

今年、2023年でついに10周年です。

私は 5つの建物を見学 させてもらいました。

今回は、大阪狭山市池尻中の大阪府立狭山池博物館ガイドツアーを見学しました。

イケフェスHPの紹介には、

見たことのない光景を作り出す安藤忠雄の構想力の大きさがわかる一作。狭山池の風景の一部となった巨大な箱には、移築展示された幅約62mの堤が収まり、長大な水庭空間も圧巻。建物の内外に共通して、土木スケールの空間と時間が流れている。

とあります。



私も何度か個人的な見学や、土木学会主催のイベントなどで訪れたことがある、とてもスケールが大きくて好きな建物なんですが、ここについてのガイドレクチャーを受けるのは初めてです。

建物の入口にたどり着くまでに、大きな滝のような広い空間があり、水の落ちる音以外は静かで、遺跡や神殿を思わせます。



日本最古のため池、狭山池は歴史的エピソードも多いのですが、それが今の形のように体系的に整備・保存されるのはごく近年、平成に入ってからのことです。

それまで遺構は野ざらしになっていたり、埋まったままで、池自体も長年レジャーや遊び場などに使われていたりという経緯があります。

この博物館を作るにあたり、ガラス張りの壁を作るアイデアなどもありましたが、保存された土の堤や木造の樋管の、光や熱での劣化を抑えるため、分厚いコンクリート造りになったようです。

安藤忠雄の代名詞とも言える、コンクリート打ちっ放しですが、高さ15mほどもある大きな堤体を格納された部屋の、5~6階建てビルにも相当するコンクリート壁の景観には圧倒されるものがあります。

また、今回の見学では、保管庫や書庫、展示品の搬入口などのバックヤードも見せてもらいました。

飛鳥時代など古代から連綿と続く土木技術が、現代の土木技術によって維持保存されている面白さが同時に味わえる、マニアックな楽しみかたができる施設でした。





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Last updated  2023.10.29 00:00:07



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