厚労省の件
明日、厚労省のある局へ行く予定でした。相談をされた方の関係で詳しくは書けませんが、許認可めぐる事務手続きで今までにない初めてのケースだったことから、事前相談時に厚労省職員が誤った指示を申請者にしていたため、ある事業者が相当な経済的な損失を被ることになりそうな案件です。しかし、ここまでに当局が全面的に非を認め事業存続に目処がつくよう事務手続きをするよう配慮するとのことで、事業者側は落ち着くことにしました。行政的には、とんでもないミスを犯しその責任を事業者側に押し付けるような態度を当初取っていました。しかし、事業者側には当局とのやり取りを詳細に記録し再確認も行っていたことから、当局が後に非を認め謝罪しました。しかし、それでも事業者には損害が発生すると思われます。そのことで、再度厚労省本省役職者に面談を申し入れ責任の所在を追求するつもりでした。が、これ以上当局に強い態度でいると今後どのような圧力がかかって事業に影響しないか心配だということもあり、とりあえず一旦抑えることにしました。横浜市役所での様々な事務対応のミスについて現職時に詰めましたが、まさか国家公務員の対応がこれほど杜撰だったとは思いませんでした。横浜市役所の対応の方が、はるかに優れています。いくつかの例外を除けば、横浜市の職員は間違っていればそれを認めてどうリカバリーをしていくかを前向きに考えました。厚労省は、非を認めてもその損害をなんら補填することなく押し通すというのですから、わかりません。年金が消えるのも理解できました。