カテゴリ:【三ツ目が行くでやんす!】大地篇
★今日、いちばん笑えた話なんでやんすが・・・。
最近電車通勤するようになってから、 妙に電車の中での他人の会話が耳について困ってるんです(笑) とくに・・・、女子高生の声がやたらとでかい(困) まあ、男子高校生などは、ちいと見習ったほうがいいかも知れないでやんすね。 だって、男の子はしゃべっても蚊の鳴くような声しか出さないでやんすから。。 ただ、話の内容はたしかにあっしらが高校生だった頃の異性が こんな話をしていたのか、と思うと、 かなり、(強調) 幻滅モードでやんすが…。 しかし今日は残業2時間をこなした後の帰りの電車の待ち時間中に 声を押し殺して、あっし、、、ひとりで笑っていやした。 だって、あまりにも、そこにいた女子高生の会話の 笑いのセンスが、吉本新喜劇バリだったんだもーん♪ ★以下、リアル中継でやんす♪ 女子高生A子(駅まで走ってきて) 『ねえねえ、B子♪ 電車、16分遅れだってぇ~。 7時45分発やし、何分になるん? 足し算してぇ~?』 女子高生B子 『え~とぉ~。。(息を切らせながらも) 8時01分やぁ~!! きゃぁーー!!』 女子高生A子『えーーーーーーーーーーーー!! 8時??? 8時まであと16分も、あるやんけーー!! 』(爆!! …田舎の静かな駅の構内です。 そこに居合わせた人の中で何人の人が この会話を聞いていたでしょうか分かりやせんが、 あっし、ひそかにメモりやした(笑)・・・使える、と。 ------------------------------------------------------------ 【三ツ目が行くでやんす!】大地篇(12)…夜逃げ(2) ------------------------------------------------------------ さて、塗装屋さんのご一家が 忽然として姿を消してしまった背景には何があったのか…、 あっしには少しだけ心当たりはありやした。。 前回のお話でも触れやしたが、 ご主人が無口でお人好しなことと、 奥さんが弁が立つことで とても仲の良さそうな、こじんまりとした所帯でもありやしたが ご自宅は新築されたばかりで まだ家の中は荷物が雑然としていて 忙しいんだろうな、とか、 なかなか営業がウマく行かないんだろうなあ、とか 仕事の紹介をしなくちゃなあ・・・、とか思っていやした。 しかしあっしも、自分のことで精一杯だった事もありやすし、 またこのご夫婦も、あっしに対して紹介を迫るような事は 一切口にしたことは無かったように記憶していやす。 そして、あっしが一番気に掛かっていた事は、、、。 リース車両とはいえ、仕事は塗装業でやんす。 あっし、学生時代に休学して塗装屋見習いもやった事がありやすから よく分かりやすが、 その時の親方のクルマはペンキでずいぶん汚れていやしたヨ。 しかし、このリース車は半年経っても新車同様で ペンキの跡などはほとんど見えず、 あっしは時々不思議に思っていやした。 …ってか、やっぱり、仕事が獲れていないのかなぁ。。 なんて思っていやしたねえ。。 あっし、意を決してこのご夫婦を探しに参りやした。 当然のことながら、 上司の『富さん』に相談しやした。 ★この『富さん』と言う人は、当時の小松支店の店長を務められた方でやんすが、 あっしがマ○ダのディーラーに入社して2人目の店長さんです。 『富さん』は、あっしに最初に 営業マンの一日を 自ら模範を示す為に同行させて下さった方で その精力的な行動と、お客様からの絶大な信頼を頂いている姿に 新人の頃はカルチャーショックを覚えたものでした。 富さんが店長になってからというもの、 小松の店は前の店長の実績をはるかに超え、 一躍全店から注目を集めたものです。 富さんはあっしが実績の上がらない時には いつも『キメの時にはオレを呼べ! オレと2人芝居でキメるんや!』と言ったものです。 実際、富さんと2人でクロージングをかけた商談は 100発100中、見事に全勝でした。 しかも即決でやんす。 富さんとあっしは名コンビとも言われやしたが、 もちろん実際は富さんが、ナイスなティーアップをしてくれたからこそ あっしも伸び伸びとお客様の前で 役者を演ずる事が出来やしたし、 店長とその後輩が楽しそうにしている姿を 披露するだけで お客様はご安心頂けたのではないかと思いやす。 ・・・・その富さんが、夜逃げしたご一家の事で相談に行ったあっしに 『ふなちん! 明日お客さんの実家を当たって来い!』 ・・・と、GOサインをくれた時には、嬉しくて身震いしやした。 ★ここで、この塗装屋さんと交わしたリース契約について少しだけ説明しておきやす。 ここでのお話の重要なポイントとなるものですから、申しわけありやせん。。m(__)m ◎リース販売・リース契約というのは、 月々何万円というリース料を一定期間支払っていくのですが、 ローンで車を購入するのとは違い、 期間が終了すると、車両を返還しなければなりやせん。 また、期間途中に事故などで大破してしまい全損してしまっても 保険などもありやすから、また新しい車両がくるわけですが、 リース契約は無くなることはありやせん。 つまり、何らかの理由でこのリース契約を中途で解約したいと 申し出て、車両を返却しても 契約期間終了までの支払いだけは残るのです。 たとえば、契約期間5年のメンテナンスリースで、 1ヵ月3万円のリースだとしやす。 途中解約したいと申し出たのが 契約期間開始後24ヵ月だとしたら、車を返却しても 更に残りの36ヵ月分x3万円=108万円の債務が残るわけです。 今の、夜逃げのような場合でも もしお客さんが見つからなければ 最低でも、あっしは車両を取り戻さなければ、 実際は、マ○ダオートという会社が、 リース会社と契約しているので 残った期間のリース料が まるまるこちらの会社の損害になるのです。 …車両さえ取り戻す事ができれば、 販売会社ですから、中古車として販売できるわけでやんす。 さいわい、あの車はまだ綺麗だし新しいだろうから 販売はそう難しくは無いはず。。 それでも、リース料は絶対的に高い。。。 あっしが、身震いした訳がお分かり頂けやしたでしょうか。。 会社の為ではないんです。 見つけても…、 何らかの理由で身を暗まさねばならなかったこのご夫婦から 強引にお金を取りたくないんです。 富さん、、、 このフトコロの大きな店長は、あっしの性分を熟知していやした。。。 そう、あっしは、セールスマンでやんすから。。 つづく。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.16 03:02:44
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