カテゴリ:独居老人対策
失ったものは
戻ってこない。 人生を変えられるのは 自分だけ 今朝 テレビで イラクの 脚を失ったプロテニスプレイヤーが 自分の支えとなっている言葉としてあげていやした。 訪問介護にて 高齢者の方々とお話をして自分が得たことも まさに そういう人たちの強さでした。 80歳を過ぎても 今なお明るく にこにこと お話をされる方に 共通していたことを 思い返す。。 それぞれの 人に歴史あり されど 楽しきこと 幸せだったことばかりではない つらき事 悲しきことのほうが あとは涙で ことばにならない そんな日々がつづく 伝えたきこころ 伝えたき想い でも今となっては その相手もいない 育ててくれた 母を想い出し 母に語りかける 私の 足を ありがとう お母さん わたしの手を ありがとう 世の中に 抵抗するでもなく 叫ぶでもなく ひたすら 子供たちのために 生きてきた 愛する子供たちの無事を祈ってきた お母さん 教えてくれたのは お母さん ありがとう わたしはこれだけで また みんなとゆっくり 生きてゆけるんですよ 息子たちが わたしの身体を 年老いて 張りもなくなった このわたしの このからだを 丁寧に拭いてくれます。 わたしは いつも 悪いね ごめんね こんな身体になって 動かなくなったわたしの 背中を さすってくれて ありがとう 手を 一日中握っていてくれた娘に ごめんね あなた達を 育ててきてよかった あともう少しだけ わたしに付き合ってと 願う。 一時 某放送局で流れた 「手紙」という曲に あっしも涙しやした。 その中の歌詞も こんな内容でやんしたなあ。。 手紙:作者不詳 歌:樋口了一 年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても どうかそのままの私のことを 理解して欲しい 私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても あなたにいろんな事を教えたように 見守って欲しい あなたと話す時同じ話を 何度も 何度も 繰り返しても その結末をどうかさえぎらずに うなずいて欲しい あなたにせがまれて 繰り返し読んだ 絵本のあたたかな結末は いつも同じでも私の心を 平和にしてくれた 悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように 見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい 楽しいひと時に私が思わず 下着を濡らしてしまったり お風呂に入るのをいやがる時には 思い出して欲しい あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを 悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ 出来なくなるかも知れない 足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったなら あなたがか弱い足で立ち上がろうと 私に助けを求めたように よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい 私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい あなたを抱きしめる力がないのを 知るのはつらい事だけど 私を理解して支えて くれる心だけを持っていて欲しい きっとそれだけで それだけで 私には勇気がわいてくるのです あなたの人生の始まりに 私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ 付き添って欲しい あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい 私の子供たちへ 愛する子供たちへ ネットで検索すると こんな歌詞も簡単に取り出せる世の中。 人と向き合わないで 生きていくことも 可能のように見えるけれど な~んか もともと あっしには 魅力に欠ける気がしやす。。 はげしい生き方じゃなく 嘘でもなく 迷いもなく ただ そこに そこに 行きたいから 歩くんでやんす。 明日は つれづれなる想いにふけった朝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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