私家版 さいたまの石仏

2015/05/26(火)20:33

志木市幸町の石仏 その2

志木市の石仏(26)

ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら 今日もホームページのほうの整理をしていたら目黒区の庚申塔シリーズの中に 記載漏れを見つけました。ブログのほうをひっくり返し見てみたのですが、 ブログのほうにもその記事が見当たらない。結局その当時用意していながら、 あとでアップするつもりでいて、そのままアップし忘れていたようです。 危ない、危ない。学校のテストではないけれど、見直しって大事ですね。 その二ヶ所の庚申塔は後日紹介いたします。 今日は志木市幸町の石仏、昨日の続きです。 幸町4丁目共同墓地 志木市幸町4-4 昨日紹介した庚申塔のある造園業のお宅から東に歩くと四つ角の右側の角に墓地が あった。入口から3つの小堂が見える。右側は六地蔵菩薩の小堂。造立は新しい。 左は4体のお地蔵様、正面には二基の石塔が祀られている。 左の小堂の中、左の三体は個人の供養塔。一番右 地蔵菩薩立像 元文元年(1737) 錫杖も宝珠も健在で美しい状態を保っている。 台の正面に「供養佛」両脇に造立年月日が刻まれていた。台の右側面は狭く 写真は撮れないが施主として数名の名前が、左側面にもまた数名の名前、 あわせて施主十数名の名前が刻まれている。 正面の小堂の中 右 善光寺阿弥陀三尊像 大正6(1917)下の台は二段になっている。 大型の舟型光背の中、中央に阿弥陀如来立像、向かって右に観音菩薩立像、 左に勢至菩薩の三尊が浮き彫りされていた。 二段の台の正面 上の台に講中4人の名前と発起人1人の名前が刻まれている。 下の台には講中16人、続いて下宿2名、前宿1名、世話人4名の名前を刻む。 左 笠付の六面石幢 天保3(1832)六面それぞれに地蔵菩薩・・と思ったら、 奥には聖観音立像、さらのその奥の面には如意輪観音坐像が彫られていた。 六面のうち三面に銘が見られる。錫杖と宝珠を持った地蔵菩薩立像の下に年号。 奥の面に「深一菩心尼」その奥の面に施主として個人名が刻まれていた。

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