こんなもの見つけた！わたしの宝探し

弟は、私の母と同居している。

私は、妻子と別宅に住んでいる。

母が最近、認知症気味だ。

先日、弟から連絡があった。
弟は、うつ病である。

母が、心配で最近連絡をしている。

仕事帰りに連絡をしたら。
母が出た。わりと元気そうだ。

心配なので、今日は、娘に様子をみるよう頼んでいた。
娘が訪問したことで、母も少しうれしかったようだ。

最近は、携帯電話に連絡するようにしている。
使い方が、頭の体操になると考えあえてである。

今日は、とらなかった。自宅にかけると（電話）をとったので、
なぜ携帯電話に出ないかたずねると、どこかわからなくなったのでそうだ。

着信音は、聞こえたらしい。
なので、探すように伝えた。なかなか携帯電話をとらないので、家の電話にかけた。

弟が、とった。弟は電話に出るなり（母のことを）「もう駄目だ！」と、いう。
どうも電話を探している、母の姿を目にしたらしい。

電話の向こうで、弟が母に罵声を浴びせているのが、聞こえた。

内容は、以下の感じだ。

すぐに物の名前がでない母に向かって。
おそらく母が探し当てた、かばんの中身のことだろう。

「これは何なぁ？」（これはなに？）
すぐに、答えられない母「・・・」

弟　「めがねぇ、けいたいぃ、さいふぅ！」

これでは、いじめだ。
（弟はいらついているのであろうが）

すぐに改めて、携帯電話をかけなおすと、母がでた。
携帯電話の声が聞き取りにくいというので、携帯の音量が
おかしいと思い、
会社帰りでもあったので、帰りに顔を出すと伝えると、母はこなくていいと言う。

何かあると、思った。
私は、母のところによった。

案の定と言うべきであろう、家の外から、弟と母が、言い争っているのが聞こえた。

弟と話すともめると思ったので、母に携帯電話をだすようにいった。

携帯の設定を治しながら30分ほど話したであろうか、
母が落ち着いてきた。

そのうち、弟も落ち着いた。

雰囲気がよくなったので、帰ることにした。

帰り際、母が、「こんなになってしまったので、○○さん（私の妻）に家のことを見て欲しい」といった。

「私と2人で見るよ」と答えると、母は「女性には女性の仕事がある」と言った。

家の事だけでなく、田舎の近所付き合いもあり悩ましいところだ。

少しでも回復して欲しい。

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