祖父の話(母方編)
メルマガ「いちりん通信」↑クリックは、気づきのヒント 母方の祖父の命日が、この8日でしたふとしたことから 祖父の話になりました 母方の祖父は、私が小学校の4年生のときに他界しましたクリスマスが誕生日でお釈迦様の日が命日です これだけでも充分にぎやかな人でした四国は鳴門 漁師なのか?と母に尋ねたら「病院の事務」をしていたらしい 家に来るときは、お土産(カステラ、チョコ饅頭など)と 肴のハマチを片手にもう一方の手には一升瓶を を担いで、どこかでいっぱいやってきたような顔でやってくるのです お土産がうれしくて大好きなおじいちゃんでしたが・・・ お酒がはいると「入れ歯」を私たちに向かって放り投げるのです それも大きな声で笑いながらうれしくてしかたのない様子は、 子供ながらによくわかりましたが、何故か?寂しさも感じていました 私の父は、晩酌しなかったのでお酒がどのようなものか?はわかりませんでした いつもみんなにってもってきたハマチやブリをきれいにさばいて料理してくれるのですが すべてお酒の肴となりきれいに平らげてしまうのでした「台風一過の夕飯」でしたその祖父も66歳で亡くなりました 数年して、祖父の兄妹の方といろいろな話をする内に全くお酒の飲めなかった事実を知りました 早くに奥さん(祖母)を亡くしてそれから、お酒を飲むようになったということです やはり、寂しさが隠れていましたまた、祖父は私の母を一番かわいがっていたようで(五人兄妹の4番目) 家には、よく遊びに来てくれていたようです心配だったのでしょう母が、若かったからでしょうね 笑顔に隠れた寂しさほどつらいものはありません でも、今なら・・・ 今も光を贈り続けています孫として感謝をこめて 「楽しい方を選びます!」