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カテゴリ:詩とか
情の一片(ひとひら) すがるにも
陽の光は目映きにゆらり 眩む 幻想に遠き 掴むこと叶わぬ を知るに 夢の潰えたるや 身にしむ 抱くに 其れ 儚くも 川面に乗せた笹の舟ごとく 綺羅と香る 純白の中 溶け込みて 支える指を放てば 舟 せせらぐ波に揺られ 大海にゆくまでの道のりに 安寧の願 行き届かぬまでも 願い願わぬわけには参らむ 真逆の情なれど それ故に 真の想いなれ 我 ここに留まりて ただ 消えゆく面影 見送るのみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 1, 2007 06:09:00 PM
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