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カテゴリ:その他のお話
メールアドレスの表示やらなにやらがぐちゃぐちゃになった・・・と言うニュースが昨日流れていたのだけれど、その影響は10万人に及ぶという。
この問題・・・一見すると、「ああ、やっちゃったね」とか「使えなくて困る!」という話なのだけれど、よくよく考えて見ると、個人情報の流出と同じ問題になるのではないだろうか? 全く別人の見も知らぬ人間のメールアドレスが表示されてしまうということは、そのメールアドレスは「生きている」ことを意味する。そうなると、1:1もしくは1:nではあるかも知れないけれど、意図せずに10万人分ものメールあどれすが露呈してしまったことになる。 Docomoには「就職活動に遅れを来した」とか「メールが届かない」などの実害的な苦情がよせられているが、個人情報の流出という観点からの報道はなされていないし、Docomoの発表にもそういう視点のものはない。 これが「個人情報流出」という騒ぎになれば、それこそ賠償問題に発展する可能性が高い。今のところ、不具合という理由でDocomoはユーザに対して詫び状だけですませているが、spモードの各種機能は停止状態。このことを考えても、spモードの利用料金を減額もしくは返金するべきだろうし、事の重大さを考えると、数ヶ月は無料で提供するなどの措置をとるべきだ。 先日もDocomoは千葉全域及び関東全域で通話不可能状態となった。年の瀬に来て、携帯などの利用状況が頻繁になる。これらの障害、またはミスは致命的だ。現在CMで顧客満足度だかサービスの向上を唱っているだけに、これらの問題に対する誠意の見せ方が注目される。 「ごめんなさい」だけで済ますようであれば、顧客満足度は一気に低下するだろうし、場合によっては離れる顧客もいるかも知れない。なんにしても、障害によって不通になったり、情報が流出したり、機能が使えなくなったという事実を真摯に受け止めて対処して欲しいものだ。 この対応次第では来年の今頃に「顧客満足度ナンバー1」というCMは流せなくなるのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 22, 2011 02:41:37 PM
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