癒やしのかたち

へっ！目つき鋭いチャー posted by (C)うっかり八兵衛・・・

　　　　　人に甘えるのが下手な「チャー」。

　　　　　　相変わらず、鋭い？目つきが　逆に可愛くて仕方ないのでア～ル。







「アナタは　もっと　人に甘えたほうがいいよ」。

・・・先日、オイラの心から尊敬申し上げている方から、思いがけない一言を

　　　かけられた。

えぇっっっなんですとおぉぉ～

　　　オイラは、心のソコから　驚いたのでアル。

「もっともっと　Ｑちゃんに甘えてみたほうがいいよ。その上で、

彼を立ててあげれば　万事　すべて　うまくいく」のだと・・・。

で、オイラは　自分なりに？精一杯　Ｑちゃんに「甘えて」いる、つもりなのぢゃ。


買い物で、「チョット、荷物持ってくれる？」と言えば、

Ｑちゃんは、

「おぅ！」と、するり、と買い物袋を持ち上げてくれ、すたすたとクルマへ

運び込んでくれる。

・・・今までは、自分で２リットルのアルカリイオン水６本入りの箱を片手に

　　　野菜などの食材の詰った買い物袋を一人で持って運んでいたオイラ。

　　　暑い夏や寒い冬も　ふぅふぅ息を切らせて、自分ひとりで、だ。

　　　そんなオイラの横で　Ｑちゃんといえば、タバコをおいしそうに
　
　　　吸い、のんびり　歩いている。

　　　別にそんな状況が普通であり、不満など　微塵にも感じたこともない。
　　　
だけど、だ。

買い物をして、荷物がどんなに多くなっても、重い荷物を自分一人で運ぶもの、

と思っていたオイラが、

Ｑちゃんに「ちょっとお願い」と言って、荷物を持ってもらったら・・・。

当然のことなんぢゃけれど、「楽！」・・・なのでアル。

で、オイラが思わず「ありがとう！スッゴイ　助かるぅっ」と言うと、

Ｑちゃんてば、

「おぅっ！」と笑顔満開で返してくれたのでア～ル。

・・・たった、コレだけのこと、で　オイラは　なんだかココロがふわふわと

優しい気持ちになっていく。

ナンだ、こんなに「楽」なんだったら、前から頼んでいたらよかったな。

いや、それよりも、

Ｑちゃん自身が　オイラに「持ってやろうか？」と　一言　聞いてくれても

良かったぢゃあないか。

オイラが、その疑問をＱちゃんに言うと、彼は　涼やかに言うのである。

・・・だってさ。

　　　八ちゃんてば、さも自分でやらなくちゃっ！て感じで　さっさと

　　　やっちゃうしさ。　

　　　それに、そこいらへんの男より　逞しく荷物を持ち上げて、すたこら

　　　運んでいくやん。

　　　とても、ボクの出る幕など　無いもんね。

と。

・・・え。まぁ、確かに逞しい、かもな・・・。


　
そう、オイラは　永く「独り」でいたからか、

なんでも　独りでやろう、やらなくてはならない！という観念があるのかも

しれぬ。

マミーとふたり、の暮らしを立てるために、オイラは　オイラなりに

「強く・逞しく」歩んできたのは　確かなのである。

が。

Ｑちゃんとふたり、の暮らしがある今は、

「ふたり」でやること、も実は大切なことなのでは、と　感じるように

なってきた。


人に甘えること・・・は、人を信頼することである。

信頼する、委ねる、ということは　一方で、難しいことでもある。

昔、人に騙され、傷つけられた経験も沢山あるオイラは、どうしても

人を信用することに慎重な部分がある。

人をココロから信用する、というのは　「覚悟」のいることなのだ。

でも。

そんなトラウマも、

Ｑちゃんのおかげで　どんどん薄れているではないか。



「ひとに甘える」こと。

・・・時には　人に委ね、託す・・・。

　　　それは、深く深く人とわかり合えなければできないことぢゃ。

　　　ひとに甘えることが苦手、というオイラには、

　　　実は、これから　歩もうとする新しい仕事や暮らしにとって、

　　　大切な「課題」なのかもしれない。

何よりも。

それを味わえないということは、

今の自分を囲む素晴らしい人たちに対して　失礼千万なこと、なのかも

しれない。

何故ならば。

「人との絆、ご縁」を、感謝できずにいるということだからだ。



そんなコトを想い、「甘えること」の味わい方を、同じく　甘えベタな

「チャー」と、

にらめっこしながら、つらつらと考えている・・・。



残暑厳しい中にも、一雨ごとに　秋の匂いをかすかに感じている日々ぢゃ。

皆さま、季節の変わり目に、体調など　崩しませんように、ね。


ぢゃ、また