2006/04/21(金)20:31
王子が岳と由加山の花
昨日、遠出をして岡山県倉敷市の王子が岳と由加山に桜を見に行った。
王子が岳園地の駐車場そばにはハナモモ?が咲いていた。
花越しに瀬戸内海が見える。
ここから下へ下りてニコニコ岩の横を抜け、さらに海に向かう。途中、巨岩だらけの斜面が見えた。
巨岩の向こうに瀬戸大橋
さらに進むとコバノミツバツツジとニコニコ岩が再び見えてきた。
ニコニコ岩もかなり大きい。
遊歩道はコバノミツバツツジだらけである。
やっと海岸が見える岩まで来た。フサアカシア(ミモザ)の木が生えている。周辺の斜面も黄色である。植えられたものなのだろうか。
ここからさらに進むと、遊歩道の両脇にはコバノミツバツツジが生え、フサアカシアのトンネルができている。
道はまだ続いていたが、完全に曇ってしまったので、適当な所で引き返した。戻る途中で瀬戸大橋が見えたので、また写真を撮る。
コバノミツバツツジと瀬戸大橋
さらに戻りながらコバノミツバツツジとフサアカシアが入り混じるスポットを探す。遊歩道からわずかにそれた所に踏み跡があり、黄色と紫がかったピンクの斜面が見えた。
周辺はみなこんな感じ。
駐車場近くまで戻ってきた。今度は桜を求めて、来た道と逆へ進む。またニコニコ岩が見えてきた。
ニコニコ岩と桜
駐車場に戻り、由加山に向かおうとして左手に桜園地と書かれた看板があることに気がついた。桜の名所にしては木が少ないと思ったら、そういうことだったのである。満開のようだったが、あきらめて由加山に向かった。
もう夕方なので、車は減り始めていた。さっさと車を止めて由加神社の階段を駆け上がる。数年前に一度行っただけなので、桜園地がどこにあったか定かではない。遠回りをした揚げ句、間違えたと思って引き返してきてしまった。とりあえず、せっかく来たのだからと、由加山の標準木の写真を撮る。ズームしたときに、スズメが花をむしって蜜を吸うのが見えたが、シャッターを切る直前に逃げられた。
由加山の標準木は満開。
駐車場に戻り、案内図で場所を確認する。
ここには、由加神社と蓮台寺が隣り合うように建っている。どちらも奈良時代、行基が開いたことによる由緒正しいところで、厄除けのご利益があるらしい。由加神社は日本三大権現の一つで厄除け総本山だそうである。お互い関係はないとの立て札も見たが、どこが神社でどこが寺かよくわからなかった。(関係者の方々、申し訳ございません。)
桜園地は蓮台寺に属するらしい。蓮台寺総本殿の駐車場に車を止め直した。水子供養の地蔵尊の横にある川柳の小径を走る。ここは見覚えがあった。左手の丸太の階段を駆け上がると桜園地の休憩舎があった。
花は散り始め、ちょうど見頃である。夕方なので人はほとんどいない。ゆっくりしている暇がなかったので、そそくさと戻る。
蓮台寺の多宝塔にも行ってみた。天保14年(1843年)に再建されたもので、岡山県の重要文化財らしい。
多宝塔正面
由加山のほうはあまりゆっくりできなくて残念だったが、花を堪能した一日となった。今日は写真の整理に時間を費やしたが、思い出に浸るのもまた楽しい。