カテゴリ:俳句
ふらここや偏屈爺となるばかり 妻と行く岩波映画春日傘 すててこの貧乏ゆすり治らざり 言ひ訳はすまじ余生の冷奴 氷菓なめ男同士の探りあふ 噴水も厳粛なりし葬儀場 かの人も逝きしか寂し蚊遣香 ぼろ市の武具と掛軸誰も見ず 炎天のデモ隊列に礼を為す 団塊の世代老いたりとろろ汁 わが古稀の間近くなりし今朝の霜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月31日 21時49分54秒
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