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Lyon55

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2008年10月12日
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カテゴリ:着物あれこれ
さて、戦々恐々の帯セミナーです。
午前中は帯についての講義、午後はコーディネートのお勉強と聞いています。
日本和装の建物の一室で、行われました。
四方の壁にたくさんの帯が並べられ、掛けられています。

京都の西陣から「河瀬満」という織元さんがいらっしゃっていて、
そこの社長婦人から、帯についての講義を受けました。
まず、一般的な帯についての常識(目新しい話はなし)
そして、帯の製作工程についての説明でした。
製作工程の話はおもしろかったです。写真やサンプルを見ながらの話でした。
実際に産地へ行って製作風景を見られたら、もっとおもしろいだろうにと思いましたが、
まぁ、そうすると時間も交通費もかかるからね~。

12時半頃に昼休憩になって、談笑しつつお昼ごはん。
市内の仕出屋さんのお弁当でした。

午後からは、好きな帯を一人二本まで選んで、コーディネイトのお勉強。
気に入ったら、購入も可能ですからねと言われます。
協力会社の内のどの帯メーカーになるかは、「運」というかめぐり合わせだそう。
こちらの織元の特徴は「帯とおそろいのバッグと草履が仕立ててもらえる」というもの。

着物とバッグのおそろいは、昔からよくあるそうなんです。
実際、母の持ち物の中にもありました。あの着物はいずれ羽織にするんだ~。

帯をバッグを仕立てる分くらい余分に織るというのは、こちらが元祖だそうです。
バッグの形も4~5パターンくらいあったかな。使い勝手の良いサイズでした。
着物用のバッグって、礼装用に作られているからか小さいものばかりだけど、
着物を着る人がデザインしたバッグだなというのは、感じました。

帯自体も良いデザインでしたよ。
あ、若冲の鶏柄が一本だけあって、異彩を放ってましたけど、
礼装も普段も締められそうなのや、普段着の方がいいだろうなと思われる粋な感じのもの等々。
全部、袋帯。洒落袋帯でした。

う~ん。ここでちょっと引っかかりを感じまして、、、
教室では、袋帯を推奨してるんですよね。
長い帯のほうが結ぶ時に柄の出し方を工夫したりとか楽しめるらしいというのは、
わかるんだけど、気軽に締められる名古屋帯って、捨てたもんじゃないと思うのです。

私と着物との付き合い方が、「普段、気軽に着たい」だからなのですが、
普段に締められるデザインの袋帯ならば、いっそ名古屋帯で欲しい。

それでも、コーディネイトのお勉強ですから、
茶色の地で両サイドに大きめに花唐草をデザインされた物を選びました。
花に赤、橙、淡黄、淡緑などの色が使ってあって、合わせ易い帯。

無地の生地(反物ではなかった)や無地感覚の品のいい反物が用意してあり、
帯揚げ、帯締めも何種類も置いてあるので、とっかえ、ひっかえ置いてみる。
ということができました。
デザインは全く違うけど、似たようなカラーリングの帯は持っているので、
ふむふむ、帯揚げ帯締めを買い足すときはこんな色ねと参考になりました。

「買わないぞ」オーラでも、出てましたかねぇ。
誰もセールスに来ませんでしたけど?
他のもほったらかしにされている人がいたので、
「この色がいいよ」とかちょっかい出しながら、時間の過ぎるのを待ち、
用事があるので失礼しますと言って、ちょっとだけ早めに帰ってきました。

帯もバッグも間違いなく素敵でしたよ。
ただ、価格が、、、
骨董市やリサイクルショップを利用している自分からすると、、、
帯1本にそれだけのお金を出すくらいなら、
手持ちの着物を全部洗い張りに出して仕立て直す!に使いたいです。

ちなみに手持ちの着物は母や祖母から受け継いだ物を含めて10枚くらいです。
そんな価格の帯よ。私には買えないわ。

でも買った人、多分いるでしょうね。

楽天で同じ織元の帯みっけ!






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Last updated  2008年10月15日 01時00分24秒
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