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歩行訓練が開始されたとはいえ、基本的には寝ている時間の方が圧倒的に長い。
1日に1回、リハビリの先生からマッサージや機能回復の運動の指導を受け、その時には結構汗をかくのだが、それ以外は特に何か義務付けられている訳ではない。 結局、患者本人がやるか、やらないかに委ねられているというものだ。 らだ、回診時に看護婦さんから問診を受けたときに、あまりにも何もやっていないと当然怒られてしまう。 補足だが、当然体を起こすときはコルセットを装着し、初期はこれがないとまずまともに立ち上がることはできないと思う。 さて歩行訓練だが、サークルという歩行器を使うのは3~4日だったと思う。 これは、まだ起立歩行が不安定な状況下ではとても便利なのだが、逆にこれにもたれかかりすぎてしまうという問題点もある。 そして、歩行器を使用せず完全に自力で歩行するときを迎えた。 歩行器を使っている時も、時々自力で直立歩行が可能か試しているので、そんなに不安なことではなく、実際に難なく歩くことができた。 ただ、歩くといっても外出するわけではなく、病棟内を行ったり来たりと景色の変化もなくすぐに飽きてしまう。 大体、1回当たり10分~15分くらいだろうか。 しかし、この時間も結構体にとっては厳しいものだった。 タイトルにも書いたが、たかが1週間寝ていただけで、ここまで体力が落ちるものなのかということを。 こんなことで、社会復帰ができるのか不安にもなる。 少なくとも、走るなんて事は考えもできない時期である。 翌日には、前日の訓練の筋肉痛が全身を重苦しくさせ、その後の訓練のやる気が失せる。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 29, 2006 08:56:47 PM
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