7/24 スパイク散歩 大網白里市北今泉の海岸
そのまま海まで歩きます。「真亀川」挟んだこちら側は海水浴場では無いみたいだな。奥に何か見えますこの上は「九十九里有料道路」先程の棒が建ってる場所に近付きます。なんだこれ?これも「伊勢化学工業」がからんでますな。多分工場からの排水なんだろうけど、きれいなのかなあ?そして「伊勢化学工業」のプラントかっこいいなあ!「伊勢化学工業」とはどんな会社なのかちょいググッてみました。AGCの子会社になる化学メーカー。主にヨウ素の生成販売、電池材料にニッケルやコバルト等の化合物製造販売、天然ガス生成販売らしいす。ヨウ素って海草とかに含まれる人体にも必須な物質でもあるようですが医薬外劇物にも指定されててヨードチンキやうがい薬の原料でもる。なんか原発事故の時放射性ヨウ素の内部被爆に効くとか、コロナ対策でうがい薬として推奨されたりもしてたけど、どうなんだろうね?なんかこの辺りで天然ガス田みたいなのみたけど、それが関連してるみたい。日本はヨウ素の製造世界2位だそうで国内の4割以上(世界の12%)もこの会社で製造してるみたい!そしてこの辺りに多いガス田の採掘や研究で千葉県に4箇所、「宮崎ガス田」に1箇所工場があるらしい。茂原地区や九十九里一帯は「南関東ガス田」で水溶性ガス田では日本最大らしい。(埋蔵量1,000億 m3!)この地下にある潅水はヨウ素含有量が海水の2000倍!メタンガス濃度99%!と資源の宝庫だったみたい。明治時代に大多喜町で井戸掘りしたさいに茶褐色の泡だった塩水ばかりがでるので落胆してタバコを投げたら火が付いて燃え上がった記録があるらしく、「燃ゆる気」と呼ばれていたらしい。現千葉市にある「土気町(とけちょう)」もこのガスが由来だとか。しかし良い事ばかりではなく1988年4月8日、茂原市立茂原中学校で爆発事故1991年11月25日、茂原市内の東京電力社員寮で爆発事故。1人が火傷2004年7月30日、九十九里いわし博物館で爆発事故。職員2人死傷2010年3月5日、千葉県大多喜町の勝浦警察署大多喜幹部交番で爆発事故。警部補が火傷以上の事故は地下水中のメタンガスが過飽和になり上昇し地表から湧き出たことが原因とされてるようです。怖いなあ