阪神タイガース日本一の翌日~横浜は静かな朝を迎える
阪神優勝の翌日、当時住んでいたのは鹿児島市で、もちろん朝から静まり返っていた訳だが、阪神が日本一を決めた翌日の横濱も、閉鎖直前のドリームランドのような静けさであった。まぁ無理もない。ただ、一箇所だけ熱いスポットがある。阪神タイガースショップ横濱店なるものを最近発見したのだ。横濱球場が、長きに渡り虎党の憩いの場と化していた歴史を反映している。早速、居留地の御家人衆へのお土産を買う。お菓子は売り切れが続出しており、唯一残っていたのが「佐藤さんのチョコレート」だ。レジで記念の絵葉書を頂いた。ありがとうございました。そして、鹿児島時代にお世話になった方から「がま口」を頂いてしまいました。見た目が何となく虎だったから買ったそうで、是は虎ではなく豹としか思えないが、取り敢えず自分と同じ猫族だからいいじゃないですか。横濱球場で高みの見物少々時間を遡ると、拙者が横濱村へ赴任して直ぐにクライマックスシリーズが始まった。村じゅう横濱球団の話題しか聞こえて来ない訳で、まぁちょっと冷やかしに行ってみるかと球場へ足を運んだ。球場ではパブリックビューイングが行なわれていて、入場無料なのである。久々の横濱球場~ネイビーブルーが鮮やかな球場であります。売店も営業していたから、目玉炒飯なるものを購入。こちらでも絵葉書を頂いてしまった。御昼どきでみんな食べたり飲んだりでフードコート状態。試合は、横濱の選手が塁に出たら「スターマン」が同じく塁に出て実況を再現。此のスターマン、相鉄の「そうにゃん」との区別が未だに曖昧である。チアリーダーまでパフォーマンスするなど会場はかなりの盛り上がり。横濱が勝ち上がって来たら怖いなと思ったが、蓋を開けてみれば広島が勝ち上がって来た。それでも最後は阪神が日本シリーズへ進んだ訳だが。 昨年、「阪神-オリックスの「日本シリーズ」は、一生叶えられない夢物語か?」と書いたが、まさか一年後に実現してしまうとは全く予想できませんでした。冥土の土産が出来て感謝。