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「大望」という言葉が、私は大好きです。 韓国ドラマ「大望」のことではない。 辞書を引く。 大望(たいもう) ・大きな望み。たいぼう。「-を抱く」 類語として、 野心 ・ 志望 ・ 大志 ・ 希望(に燃えて) ・ 青雲の志 大きな望み ・ 雄途(につく) ・ 雄図(空しく~) 野望(をもつ) ・ 将来を期す ・ 雌伏する といった言葉がある。 私が好きな理由は、言葉の響きともに、 あの「太公望」からの連想だ。 釣りをして、魚ではなく国をつり上げた、 ということで釣り好きの人を「大公望」といいます。 父母、家族と自分の国を滅ぼされ、 孤児となった彼、望は、敵への復讐心を 「亡国を再興する」という戦略に置き換える。 個々がすごいところだ。 他の3人の孤児とともに20数年後にはそれを実現した。 この大公 「望」の話です。 すごいです。戦略の凄みです。 彼のように変わらぬ大望をもち、 一つの戦略をも持ち続け、 その戦略を共有する人数をじわじわ広げていったら、 国家さえ作れる。 このように、戦略は大きさと心の広さが大いに関係します。 ここは目先の勝ち負けにとらわれず、勝ちと功を相手に譲り、 それをもって、自分の戦略を成就する、といったことに対して、 「あの人は器量が大きいね」とか 「度量がある」といった言い方がされる。 また「人望がある」とも言われます。 それはその通りなのですが、大望をもち、 その具現のため小異を捨て、功を人に譲るといったことで、 彼の周囲には人が集まる。 こうしたことで他人から見たら器量や度量、人望がある、 とあるように見える、ということでしょう。 逆に言えば、 それは大望、戦略があるからこそ、ということができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.03 20:33:30
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