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2021.09.09
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カテゴリ:ネット・パソコン
先日、NHK BS で20年ほど前に視聴率が高かった「プロジェクトX」の再放送があった。
ワードプロセッサーが如何にして誕生したのかを探求する内容。
東芝のチームが開発に着手したのが、小生が社会人1年生となった昭和48年(1973年)とあって興味が引かれた。

当時、契約書などの公式文書を作成するには、和文タイプライターを用いた。
2,500文字が並んだ盤面から1文字づつ選びだして用紙に打ちつけるもので、職人技を要した。
大企業にはタイプ室があって、多くのタイピストが働いていた。
僕が入社したのは零細企業だったから、契約書を作って貰いに近所にあった専門業者に何度も通った思い出がある。

契約書は、袋綴じになって仕上がり威厳がある感じだったが、契約日まで確実に仕上がるように気を遣ったものだ。

ワープロ第一号機が誕生したのは、昭和53年(1978年)で、価格は165万円だったと云う。
その誕生によって職人技のタイピストが操る和文タイプライターは、急激に需要が無くなって行ったものだ。
ゼロから、ひらがな48文字・漢字5万字の組み合わせを良く考えたものだと今更ながらに感心する次第だ。
僕の会社がワープロを導入したのは、誕生から4年後の昭和57だったと記憶する。
ブラウン管式画面で、価格は130万円のリース契約だった。

ひらがなを「変換」することに気が付いたことが、今の携帯電話の発展にも繋がっているのだと云う。
久々に日本の技術に感動を覚えた番組だった。





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Last updated  2021.10.09 16:04:14
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