東京オリンピック開会式を観て
東京オリンピックが開幕した。賛否あるが、僕は開催に賛成なので開会式を観させてもらった。いつの間にか、200幾つかの国のアスリートが日本にやってきていて驚いたが若い衆の力を結集して、世界中を覆う陰鬱な気を打ち払って欲しいと思った。国を代表する選手は誇らしげで、各国のお国柄が出ていて良かった。式の演出も、直前に首になったり辞退した者の影響が全く判らない内容でキレ・日本らしさがあって良かったと思う。ただ、JOCとIOCのグダグダのスピーチは閉口もので、誰の心にも響かなかったのではなかったか。聖火が点ったのは、日付が変わる10数分前で、ご臨席の天皇陛下もさぞお疲れのことだったに違いないと思ったのだが、一夜明けて左巻きの京都新聞には、「東京五輪 試練の開幕」「無観客収入900億円消失」「復興五輪名ばかり」「実感も興味もない」と云った文字が躍っていて、流石だと思って呆れた。こうなったら、オリンピック関連は一切報じない度胸を見せてくれたら毎月4,400円の購読料は惜しくないと思った次第である。テレビを観ると女弁護士が「今からでも遅くないから中止して欲しい」と叫んでいる。僕を含めてだけれど、総クレーマー状態だ。冒頭、賛否あるがと書いたが、事ここに至ったら「否」の人々は、仕事や趣味の世界に没頭して頂いてオリンピックのことは忘れることをお勧めする。頼む!写真:NKH TVから(KYOTO PRESS)