治験
3月27日(金)6時44分カーテンを開けてびっくり、一面の雪化粧だ。午前中には、昨日までのように地面が顔を出すはず。この半月あまりは、18~21までの親戚の不幸での上京を含め、あっというまに過ぎ去った。12(木)は33回目の結婚記念日。想定外の上京の前後は、友人来宅・外出・アクセサリーつくりと忙殺され、歌の練習が思うように進まない。こんな中で、25日、治験の説明会に参加。事前によく理解せずに会場に足を運び、1時間ほどの担当者の説明を聞く。私は治験を、新薬などの人体実験と理解している。ものにより、ある程度の報酬があり、学生などがお小遣い稼ぎにしていることも耳にした。新薬の開発の上で、幅広い人たちに製品を実際に試させるのは、開発側・使用者ともにメリットがあるのだろう。法律にのっとったこの種のものは、いろいろ論議を呼ぶのだろうが、一度説明を受けてみたかったので、今回はよい経験になった。ビルの会議室での参加者は、100人を超えただろう。主婦が多いが、男性もちらほら見かける。年代は20から60代くらいまでか。説明は、眠気をもよおす講師のありきたりの説明。化粧品・薬ということで、説明会中考えていたが、私は今回は治験登録をせず、会場を後にした。薬は、効果が立証されてから使用したいし、化粧品は、眉墨・口紅以外のすべて断って半月。「化粧品をなにもつけず洗いっぱなしの素顔で1週間がまんすると、自然に自分の肌からうるおいが生まれる」と、新聞のコラムに医者が書いていた。これを読み、化粧水・ジェルタイプのクリームもやめようと決心。突然の上京でも、帽子や眼鏡ほかでおしゃれ度をアピールして、少々のシワっぽさをカバー。こんな折の治験説明会だったので、今の自分の方針を貫くことにした。冬場の乾燥時にはジェルタイプのクリームの使用量が増大。これって、なくなったらわたしの肌はシワだらけ?の不安がよぎることが多かった折に読んだ上記のコラム。納得すると、実行あるのみ。いまだに、自身から潤いが出てプルプル、とは程遠いが、なんとか乗りきっている。今月17日に78歳の誕生日を迎えた母の肌が、日焼け止めも化粧品も使わずに、仲間のだれよりもきれいなのを側で見てきている私。おしゃれに興味・関心がないのではなく、身体に関しては東洋医学・自然治癒力を利用しつつ、全身を保ちたい。これが実践できれば、最も自然に生きられるのではないか。途中で挫折するかもしれないが、とりあえず、自分の決めた道を歩んでいる。