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1分de聖書より
おはようございます。今日は使徒の働き4章「ペテロとヨハネの証し」 この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。:使徒の働き4章12節 ◆要約 ペテロとヨハネが人々にイエスの復活を宣べ伝えていたので、困り果てた祭司たちや守衛長たちは二人を捕らえて留置します。翌日、エルサレムに集まったユダヤ人の指導者たちの前で、二人の尋問が行われます。 「あなたがたは何の権威によって、だれの名によってこんなことをしたのか。」と聞かれたペテロは聖霊に満たされて言います。 「私たちが病人をいやしたのは、あなたがたが十字架につけ、神が死からよみがえらせたイエス・キリストの名によるのです。この名のほかに、人が救われるべき名は与えられていないのです。」 指導者たちは協議しますが、いやされた人が二人と共に立っており、民衆も神をあがめているのを見て「いっさいイエスの名によって語ってはならない」と言うしかありませんでしたが、ペテロとヨハネは言いました。 「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、聞いたことを話さないわけにはいきません。」 指導者たちは二人をさらにおどした上で、釈放しました。 二人からこの報告を聞いた仲間たちは、神をほめたたえて祈りをささげると、一同は聖霊に満たされました。 信じた者たちは、心と思いとを一つにして、持ち物を共有し、使徒たちは主イエスの復活を非常に力強くあかししました。 (岡崎道成) ◇解説 使徒行伝4章を読んで思うこと。それは、無学のただの人であるペテロが、大祭司やユダヤ当局の指導者に対して、旧約聖書のメシア預言(イザヤ書28:16)を引用して、見事に宣教していること。これは驚きです。 聖霊を受けた無学のただの人(一介の漁師)は、旧約聖書を引用して、なんとラビ(当時の旧約聖書の専門家)に対して、大胆に語るのです。聖霊を受けた人は、御言葉に精通して聖書信仰者になるのです。情緒的にフワフワして、毎日聖書を読まない生活では困りますね。 使徒3章では、美しの門の癒しを通して、使徒とユダヤ当局が初めて衝突しました。使徒4章では、ユダヤ当局の指導者の前で、ペテロは尋問されています。その時ペテロは、メシア預言(イザヤ書28:16)を引用して、ナザレ人イエスが油注がれたメシア、キリストである事を論証しました。 「このイエスこそは『あなたがた家造りらに捨てられたが、隅のかしら石となった石』なのである。この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。(使徒行伝4:11〜12) 「ニヤ色、臭さ、座頭市、イテテ小次郎、いいや夫婦」。これはメシア預言の篠原式・必勝暗記法です。必ず覚えましょう。語呂合わせで覚えましょう。「ニヤ色(イザヤ書28:16)、臭さ(ローマ書9:33)、座頭十一(ローマ書10:11)、イチペテ小次郎(1ペテロ書2:6)、いいや夫婦(詩篇118:22)」。 大祭司アンナスをはじめ、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大祭司の一族もみな集まった。そして、そのまん中に使徒たちを立たせて尋問した、「あなたがたは、いったい、なんの権威、また、だれの名によって、このことをしたのか」。その時、ペテロが聖霊に満たされて言った、「民の役人たち、ならびに長老たちよ、わたしたちが、きょう、取調べを受けているのは、病人に対してした良いわざについてであり、この人がどうしていやされたかについてであるなら、あなたがたご一同も、またイスラエルの人々全体も、知っていてもらいたい。この人が元気になってみんなの前に立っているのは、ひとえに、あなたがたが十字架につけて殺したのを、神が死人の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのである。このイエスこそは『あなたがた家造りらに捨てられたが、隅のかしら石となった石』なのである。この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。人々はペテロとヨハネとの大胆な話しぶりを見、また同時に、ふたりが無学な、ただの人たちであることを知って、不思議に思った。そして彼らがイエスと共にいた者であることを認め、かつ、彼らにいやされた者がそのそばに立っているのを見ては、まったく返す言葉がなかった。(使徒行伝4:6〜14) (篠原利治) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/09/16 06:26:40 AM
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