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2コリント書3章より
まず、1分de聖書を読みましょう。(篠原利治) おはようございます。今日はコリント人への手紙第二3章「新しい契約」です。 神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。:コリント人への手紙第二3章6節 ◆要約 私たちにはあなたがたへの推薦状が必要なのでしょうか。私たちの推薦状はあなたがたです。あなたがたが、それは生ける神の御霊によって、石の板にではなく人の心の板に書き記されたものです。 神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者となる資格です。文字は殺し、御霊は生かすからです。刻まれた文字により罪に定める務めに栄光があるのなら、御霊により義とする務めは、なお一層栄光に満ちあふれます。消え去るべきものが栄光の中にあったのなら、永続するものは、なおのこと栄光に包まれているはずです。 この望みにより、私たちはきわめて大胆にふるまいます。モーセのようなことはしません。彼は最後に自分の顔に覆いをかけました。今日でも、古い契約が朗読されるときには、同じ覆いが掛けられたままで、取りのけられていません。しかし、人が主に立ち返るなら、いつでもその覆いは除かれます。主は御霊であり、御霊がおられるところには自由があります。私たちはみな、顔の覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。 設問:パウロがここで対比しているものは何か。 20字:律法による古い契約と御霊による新しい契約(岡崎道成) 解説として 2コリント書3章を読んで思うこと。それは、「コリントに送ったテトスの安否と、御霊の働き」のこと。 2コリント書2章後半(2:12)〜3章を読まれると、安心して読めます。そこには、キリストの勝利の行進に基づく、御霊(聖霊)の豊かな働きがあります。 パウロには、「三度のトロアス体験」があります。パウロにとってトロアスは、不思議な場所となります。 第一回目はもちろん、マケドニアに渡る為に聖霊に働きを禁じられて、このトロアスに来た時の事です(使徒行伝16章)。幻によりマケドニアの叫びを聞き、パウロは医者ルカと共に、マケドニアのピリピに至りました。 第二回目は、本書(2コリント書)より、2:12〜17、兄弟テトスと落ち合う為の場所、トロアスです。パウロは、コリント教会にテトスを送り、第三次伝道旅行のトロアスで、コリントの報告を聞く予定でした。しかしテトスは、帰って来ず。不安いっぱいの、トロアス体験です。 第三回目は、第三次伝道旅行の帰り(使徒行伝20章)、パウロ一行が医者ルカと合流する、トロアス体験が登場します。そこで青年ユテコが、パウロの長い説教中に落下。彼は死んだが、パウロにより生きた経験(蘇生)が、このトロアスです。 パウロが三度、不安を抱えたトロアス。ここに三度の、トロアス体験があります。ここから常に、福音の門が、新たに開かれていきます。 パウロは常に、キリストに捕えられて、キリストの勝利の大名行列に加わります。苦しみを負って弱くなっても、キリストの勝利の大名行列により、新たな任務を担って、更なる歩みが始まります。 この勝利の大名行列の主人公は、聖霊なる神さまです。2コリント書3章は、この務めの素晴らしさが示されています。 窮するコリント信徒に、パウロは聖霊による務めの素晴らしさを語り、人に永遠のいのちを与え、まことの自由を与える御霊(聖霊)によって生きることを勧めます。 しかし主に向く時には、そのおおいは取り除かれる。主は霊である。そして、主の霊のあるところには、自由がある。わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。(2コリント書3:16〜18) (篠原利治) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/22 12:49:50 AM
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