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イザヤ書54章を読んで思うこと。それは、「再びシオンに向かって、主の慰めが始まる」こと。
永遠に変わらない愛をもって、あなたを慰める主が再登場です。 イザヤ書53章では「第四のしもべの歌」が挿入され、最高峰である受難のメシア預言が語られた後、中断されていました「シオンへの主の慰め」が再び始まります。 「子を産まなかったうまずめよ、歌え。産みの苦しみをしなかった者よ、声を放って歌いよばわれ。夫のない者の子は、とついだ者の子よりも多い」と主は言われる。(イザヤ書54:1) この慰めの呼びかけは、女性単数の命令形。「町」は、ヘブル語では女性名詞です。つまりこの慰めは、「女性」に例えられた「エルサレム、シオン」に語られた呼びかけです。 「夫のない者」とは、夫に捨てられた女、廃墟となったエルサレムを表わします。そして「とついだ者」とは、滅亡前のエルサレムを表わしています。 「あなたの天幕の場所を広くし、あなたのすまいの幕を張りひろげ、惜しむことなく、あなたの綱を長くし、あなたの杭を強固にせよ。あなたは右に左にひろがり、あなたの子孫はもろもろの国を獲、荒れすたれた町々をも住民で満たすからだ。」(イザヤ書54:2〜3) 主の妻であるイスラエルの民は、やがて世界中から集められます。契約に基づく確かな愛(ヘセド)により、再び神の都エルサレムは再建され、契約の成就である千年王国は実現します。 「わたしはしばしばあなたを捨てたけれども、大いなるあわれみをもってあなたを集める。あふれる憤りをもって、しばしわが顔を隠したけれども、とこしえのいつくしみをもって、あなたをあわれむ」とあなたをあがなわれる主は言われる。(イザヤ書54:7〜8) まず夫婦関係の回復(イザヤ書54:1〜10)として、妻であるイスラエルの民が回復され、後にエルサレムの回復(イザヤ書54:11〜17)として、神と民が共に住む都が回復します。 「山は移り、丘は動いても、わがいつくしみはあなたから移ることなく、平安を与えるわが契約は動くことがない」と、あなたをあわれまれる主は言われる。(イザヤ書54:10) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/24 01:55:02 AM
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