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こんにちは。今日もありがとうございます。
昨日に引き続き、中小企業診断士の財務・会計分野から原価計算制度についてです。 まずは、今日は原価計算の種類についてです。(参考:06年度1次試験 第8問) 原価計算は、3つの切り口でそれぞれ二種類に分類できます。 [1]個別生産か、一括大量生産かという切り口による分類 (1)個別原価計算 受注生産(個別生産)の形態で採用される製品原価の計算方法 (2)総合原価計算 一括大量生産の形態で採用される製品原価の計算方法 [2]製品の製造前か、製造後という切り口による分類 (1)実際原価計算 製品製造のための原価を、製品の製造後に把握する原価計算の方法 (2)標準原価計算 製品原価を製造前に標準的な原価として設定し、実際の原価と比較し改善していく方法 [3]どのように営業利益を計算するか、という切り口による分類 (1)全部原価計算 製品が販売された期間の売上・販売費・一般管理費と、製品全体の原価から 販売量に該当する製品原価を計算し、これらを計算することで営業利益を算出する方法 (2)直接原価計算 原価を変動費と固定費に分類し、以下の計算から営業利益を算出する方法 貢献利益 = 売上高 - 変動費 営業利益 = 貢献利益 - 固定費 ひとくちに原価計算と言っても、色々な切り口から呼び方があるんですね。 明日は、過去問で出題された総合原価計算について、少し詳しく紹介します。 ![]() ではでは~。 --- ちょっと前から欲しい一品。誰かにプレゼントしてもらいたいです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 26, 2008 07:50:45 AM
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