パワーアシストロボット、医療機器のLAP　平野 淳 のブログ

おはようございます。修学旅行のホテルのガス中毒、どこで何が起きるか怖いですね。
今日はガソリン価格の設定について紹介します。(出所：08年度1次試験 第12問)

原油価格の高騰が起きると、ガソリンスタンドはガソリン価格の引き上げを余儀なくされます。
一方で、ガソリン価格の高騰は買い控えなどによる顧客離れを引き起こしかねません。

ガソリン価格の設定は非常に重要ですが、ドル建ての原油価格が上昇しても、次のように
ガソリンの円建ての小売価格への影響を小さくする要因というものがあります。

・円高：ドル建ての原油価格が上昇しても、円高になればその上げ幅が緩和されます。
・高い需要の価格弾力性：需要の価格弾力性が高いと、顧客はわずかな価格上昇に対しても
　　　大きく購入を減らすことになるため、スタンド経営者は小売価格を上げづらくなります。

また、プライシング(価格設定)戦略には次のように様々なものがあります。
ガソリンスタンドでは、略奪的価格設定を行い、他者を排除する動きがしばしば見られます。

・略奪的価格設定：ライバル企業の存続できる費用水準を一定期間、持続的に下回る
　　　価格を設定し、ライバルを退出させた後に再び価格を引き上げる戦略

・限界価格設定：限界費用に等しく価格付けを行う戦略

・フルコスト・プライシング：製品の製造コストに一定の利益を加えて価格設定する戦略

・ラムゼイ価格：平均費用価格規制に基づく価格を指し、公共料金のような収支均衡
　　　条件の制約の下で、社会的余剰を最大化するセカンドベストな価格を設定する戦略

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車に乗っている方はガソリンスタンドに行く機会もあると思います。
最近は価格を明示しているスタンドが多いので、わかりやすくなりましたが、
あの価格もこういった事情などを反映して設定されているのですね。

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ではでは～。

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最近、投資活動がマイブームで儲かりますが、本業に影響が出てます。。。