パワーアシストロボット、医療機器のLAP　平野 淳 のブログ

おはようございます。世界陸上も最終日にようやくメダル獲得ですね！
今日は標準時間設定手法について紹介します。(出所：08年度1次試験 第5問)

IE分野では、業務改善のために作業の標準時間を設定し、それと実際の作業時間を比較する
ことで、原因追求や改善活動につなげていく手法があります。

その改善活動に用いる標準時間の設定方法を標準時間設定手法といいます。
これには、様々な手法がありますが、そのいくつかを紹介します。

・PTS（Predetermined Time Standard System）法は、既定時間標準法ともいわれ、
　対象作業を基本動作に分解し、各基本動作に予め定めておいた時間値をあてはめることで
　標準時間を算出します。そのため、繰り返しの多い作業に適した手法です。

・実績資料法は、実績をグルーピングして標準時間を設定するものです。
　同じ要素作業が含まれる作業に適した手法です。

・標準時間資料法は、過去の設定された標準時間を整理・加工し用いるものです。
　過去のデータを図表や式等にまとめ、それを基礎として繰り返しの少ない作業の
　標準時間設定に利用します。

・ストップウォッチ法は、実際の作業を直接測定する方法で、繰り返しの多い作業に
　適した手法です。　

・・・

標準時間設定手法は、繰り返しの多い作業でも、繰り返しの少ない作業でも対応できるよう、
様々な手法があります。改善活動の取り組みとして、行ってみると良いですね。

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ではでは～。

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食欲の秋に向けて、甘いものも恋しくなってきますね。