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テーマ:障害児と生きる日常(4431)
カテゴリ:障害者の生活
障害児と暮らす我が家にとって欠かせない存在のひとつがヘルパーさん。
特に思春期になって母親の私だけでは対応が難しくなってきたくーにゃん。親以外のヘルパーさんとのひと時は、私にもくーにゃんにも有難い。 くーにゃんは普段は穏やかだし、一通りの身辺自立は出来てるので、対応は楽な方だと思う。が、ひとたび、混乱してパニック状態になるとそれは、大変。 ヘルパーさんとのお出かけでパニックになったのは、一昨年の秋に一度。 飯田橋の駅で5分程度、迷子になったことがあった。ちょうど、実習期間の休みだった。ストレスがたまってたのか、ちょっとヘルパーさんが、くーにゃんの行きたい電車ルートでない方法で帰ろうとしたら、とたんにプッツン。「嫌だ~!」と叫んでその場からダッシュ。見失ってしまったとヘルパーさんから ![]() それ以来、くーにゃんには、ある程度経験のある方がヘルパーとしてついてくれてる。 このところ、くーにゃんはすっかり出不精に輪をかけて、外出サポートの前の日は、よく騒ぐ。「行かないよ!面白くないもん」とかぶつぶつ。だけど、出かける頃はルンルン。嬉しそうに出かけ、楽しそうに戻ってくる。 今日のお出かけも金曜日に、またまた「行かない!行く」とグズグズして、ようやく場所を「表参道ヒルズ」と決めて楽しげに出かけた。 しかし、表参道ヒルズは、あまり広くなく大人の私が行ってもつぶせないところだったからくーにゃんが行っても、楽しめないだろうな~とは思ってた。 12時ごろ、携帯が鳴った。くーにゃんが、「お母さん、もう地下鉄は飽きたからJRで帰るよ。」 よく話がわからないけど、2時までの予定を変更してすぐに帰りたいのだろうな~。何か急に気に入らない事があって、怒ってるのだろうな~と推測。 ヘルパーさんに代わってもらい、そのまますぐに帰ってもらうことに。 ふ~。予定では、2時まで4時間のお出かけだったけど、この調子では、後一時間程度で帰宅ね。と諦めて、とりあえず、ご飯を炊いた。 1時半近くになっても未だ戻らないので、ヘルパーさんの携帯に電話すると近くのマックでランチ中とか。 帰宅は、1時45分ごろ。ほぼ予定通り。プンプン怒って帰宅かな~と覚悟してたけど、くーにゃん、ニコニコ。 ![]() 若いヘルパーさんに話しを聞くとどうも最初の地下鉄の乗り換えで切符が自動改札でトラぶったらしい。そこからちょっとづつおかしくなって、表参道ヒルズも自分が思い描いたのとは違ってたらしい。 「来ないで、一人にしてくれ!」って言ってたので、ヘルパーさんは上手に対応してくれて、見守りながら、少しクールダウンできるのように離れて歩いてくれたとか。 「僕と一緒であんなに混乱したのは、初めてでした」と言うので、ヘルパーさんも少し驚いたことでしょう。 でも、プロですね。 ヘルパーさんの賃金って安いと聞きます。でも、こういうの、誰もができる事ではないですよ。忍耐力もいります。下手な対応しちゃうとパニックに輪をかけてしまいます。 是非、単価を上げてあげて欲しいですね。だからといって、本人負担、家族負担があまりに増えるのも困ります。 こういうところに、きちんと税金を使ってもらいたいです。でも、障害者関係者でなければ、そんなところも、不要な税金と思うのかしら? ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックをお願いしますね。m(__)m ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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