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瓢箪鯰のカンナ

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2006.12.06
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ちょっと巷じゃ話題の本らしい。
非常に興味深く、最後までがつがつ読めました。

日本とは?日本人とは?というのを改めて考えさせられた。
さかのぼって大日本帝国とは?日清、日露戦争とは?明治維新とは?江戸文化とは?...

そもそも歴史とは?...これは必然ばかりとも偶然ばかりとも私には云えぬが、そもそも歴史とは幻のようなものと云うか歪曲しますでしょ、同じ月を指す指は幾通りもあるように何かそこらへんあやふやと云いましょうか。

ただやはり敗戦は我が国にとって一大事であったことは確かで、雪だるまのように転がってきた日本は、その歴史は、昭和二十年の夏にどかんと何かしら壁にぶつかってこれまでにない大きな句読点を打ったんだと。でその壁は単にアメリカをはじめとする諸外国と云うのではなく、なにかもっと世の理とかそういった....。


私は「アアおれは敗戦国に産まれたのだなぁ」といった感覚を初めて痛感した。
戦争を知らない子供達、その子供達なんだなぁ...たったそれだけなんだなぁと。

正直、吉田茂や白州次郎に格別な感慨は持てなかった。
白州次郎は随分格好よく描写されているし、それは誇張でもなく実際立派な方であったろうと思う。小林秀雄が彼を天才と言った事、今日出海が漱石の「坊っちゃん」のような奴と言った事、なかなか居ないと思う。しかしあの時代、あの時に白州のような人がいた事が至極当たり前のようにも感じた。これは随分知った風なことを云うようだが“本当の瞬間”にはやはり“本当の人”が居るもんだという私の安易な願望かもしれん。

。。。

大変気持ち良くモヤモヤしている。
自分はもっと勉強せないかんと思った。





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Last updated  2006.12.08 10:15:01
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